評     価  

 
       
File No. 0005  
       
製作年 / 公開日   1999年 / 1999年09月11日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
 
       
上 映 時 間   138分  
       
公開時コピー   なぜ 気づかない  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   キアヌ・リーヴス [as ネオ/トーマス・アンダーソン]
ローレンス・フィッシュバーン [as モーフィアス]
キャリー=アン・モス [as トリニティ]
ヒューゴ・ウィーヴィング [as エージェント・スミス]
グロリア・フォスター [as 予言者(オラクル)]
ジョー・パントリアーノ [as サイファー]
マーカス・チョン [as タンク]
ジュリアン・アラハンガ [as アポー]
マット・ドーラン [as マウス]
ベリンダ・マクローリー [as スウィッチ]
アンソニー・レイ・パーカー [as ドーザー]
ポール・ゴダート [as エージェント・ブラウン]
ロバート・テイラー [as エージェント・ジョーンズ]
 
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あ ら す じ    コンピュータ会社に勤務するトーマス・アンダーソンは、ネット世界ではネオと称する凄腕のハッカーだった。ある日彼は謎の女性トリニティに導かれ、伝説の人物モーフィアスと出会う。そして、モーフィアスはトーマスに恐るべき事実を告げる。それは、今までトーマスが生きてきた世界が実はコンピュータのプログラムによって構築された仮想現実(マトリックス)だったという想像を絶する話だった。そして、モーフィアスらはマトリックスにとっては好ましくない存在であり、常にエージェントたちに襲われる危険にさらされているのだった。
 モーフィアスは、そんなマトリックスから人類を解放する救世主がネオであると固く信じて疑わない。その信念は、予言者の言葉に対しても揺らぐことがなかった。そして、日々様々なトレーニングをネオに課す。自らの存在に疑念を抱きつつも、次第にネオは自らの能力に覚醒していく・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    この作品、単純なアクション映画として観るならばストーリーはあまりに難解だし、ストーリーに重きを置いて作られたにしては、あまりに浅薄であちこちにあらが見えてしまう。確かにCGを駆使した映像は斬新だ。でも、映像技術はあくまで映画を飾る手段であって、決してそれ自体が目的になるべきものではないと思うんだけど、この作品の場合は技術を見せるために作品があるような気がしてならない。まぁ、3部作の導入編だから、続編に期待しましょう。
 ところで、未来のコンピュータ・プログラムの仮想世界で、なぜ戦闘は肉弾戦が主でしかもカンフーなのだ??しかも、当然のことながらキアヌ・リーヴスは、いくらトレーニングを積んだのだとしても、カンフーアクションに慣れていないようだから、ジャッキーのアクションなどとくらべてしまうと、どうしても動きが不自然に感じてしまうのは仕方ないのだろう。