評     価  

 
       
File No. 0024  
       
製作年 / 公開日   2000年 / 2000年11月11日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ハロルド・ライミス  
       
上 映 時 間   94分  
       
公開時コピー   7つの願いをかなえてあげる。じっくり考えて選ぶのよ。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   ブレンダン・フレイザー [as エリオット]
エリザベス・ハーレイ [as 悪魔]
フランシス・オコナー [as アリソン]
 
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あ ら す じ    不器用で臆病なエリオットは、周囲からも疎まれて片思いするアリソンと話すこともできない。ある日彼はバーでアリソンにあしらわれ、思わず「彼女が手にはいるなら何でもする」とつぶやく。すると、彼の目の前に目の覚めるような美女が現れ、彼の願いを7つ叶えてくれるという。彼女の正体は悪魔で、願い事の交換条件としてエリオットの魂を差し出さなければならなかった。アリソンを自分の物にしたいあまり、エリオットは悪魔との契約書にサインしてしまう。そして、彼は願い事をするのだった。
 最初はコロンビアの麻薬王になったが、肝心のアリソンはエリオットを嫌って浮気していて、挙げ句は麻薬の利権争いで殺されそうになる。次の願いは世界一繊細な男だが繊細すぎて嫌われ、次はプロバスケの選手。そしてその次は知的だがゲイの人気作家、果てはアメリカ合衆国大統領と願ったらリンカーンになって殺されそうになる。、次々とエリオットの願い事を叶える悪魔だったが、どの願いにも悪魔の悪戯が加えられて、決して彼の思う通りにはならない。そして、あとひとつ残った願い事を放棄しようとするエリオットだが、悪魔はそれを許さない。土壇場に追い込まれたエリオットが、最後に願ったことは・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    あまり期待していなかった分、予想を裏切られて楽しめた。やっぱりブレンダン・フレイザーには『ハムナプトラ』のリックよりは、この作品のエリオットのような情けない三枚目の男が実に似合っている。そして、エリザベス・ハーレイの演じる悪魔は美しく、また仕草がとてもキュートで可愛い。こんな悪魔だったら私も一度くらいは誘惑されてみたい。とにかく、ハチャメチャなブレンダン・フレイザーの七変化と、キュートなエリザベス・ハーレイの変身ぶりを観るだけでも楽しい作品。ラストでは、エリオットがアリソンではない女性とハッピーエンドを迎えるのが気持ちいい。余談だが、最後の「飲み物をラッパ飲み」と「毛布をひとりじめ」というのが意味不明(と、これだけ書いても、作品を観ていない人には何のことか全く意味不明に違いないだろうけど)。