File No.0053
製作年/公開日 1994年 / 1994年11月 製  作  国 アメリカ
監      督 リチャード・ラッシュ 上 映 時 間 122分
公開時コピー  「薔薇(ローズ)の素顔」は誰も知らない。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ブルース・ウィリス [as ビル・キャパ]
 ジェーン・マーチ [as ローズ]
 ルーベン・ブレイズ [as マルティネス]
あ ら す じ  精神分析医キャパは、女性患者が彼のオフィスから投身自殺し血の海に横たわる死体を見て以来、赤い色がわからなくなってしまう。ショックから癒えぬ彼は、ロスに住む同じ分析医のボブを訪れる。ボブはキャパにセラピー・グループの5人の患者たちを紹介し、その中の誰かに命を狙われていると告げる。そして数日後、彼は何者かに惨殺されてしまう。
 ある日キャパは美しい少女ローズと出会い、その謎めいた美しさに惹かれていく。一方、患者たちの願いで彼は5人の治療を引き継ぐことになる。事件を追うキャパの周囲には姿なき殺人者の警告が発せられ、患者のひとりが惨殺死体で発見された。キャパはボブのカルテから、ローズが多重人格者であり全くの別人として患者全員と関係を持っていたこと、さらには彼の患者のひとりである少年リッチーがローズと同一人物である事を知るのだった。そして、ボブや患者のひとりを惨殺した犯人からローズを救うために、キャパは精神に異常を来している犯人と対決するのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  ジェーン・マーチ目当てで見た作品だが、意外に面白かった。赤が灰色にしか見えないキャパの視覚を逆手に取った演出は見事。最後に意外な犯人とともに、さらに意外なローズの素顔が明らかになる。ただ、ハッキリ言わせてもらうなら、B・ウィリスに精神科医は無理でしょう。事実、作品の中ではただのエロオヤジにしか見えないよ(笑)。あまりにラブシーンを強調し過ぎた感はある。