File No.0054
製作年/公開日 1987年 / 1987年06月 製  作  国 アメリカ
監      督 ジョン・マクティアナン 上 映 時 間 138分
公開時コピー  この夏 《死のハント》が始まる!
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 アーノルド・シュワルツェネッガー [as ダッチ]
 カール・ウェザース [as ディロン]
 エルピディア・キャリロ [as アンナ]
あ ら す じ  コマンド隊長のダッチは、将軍から中南米で遭難した要人の救出を命じられる。そして、救出作戦の指令としてかつての戦友で今はCIA部員のディロンが同行することになった。ところがこのミッションの実態は、ソ連のゲリラ壊滅のためにダッチのチームを利用したものだったことがわかる。
 一行は敵を全滅させ、唯一生き残ったアンナを連れて合流地点へ急ぐ。ところが、途中でアンナが逃げ出し、それを追った仲間の一人が謎の死を遂げる。そして、彼らはそのジャングルに姿をカムフラージュした敵がいることを知る。その敵とは、宇宙から訪れた捕食獣=プレデターだった。このままでは隊員が全滅してしまう、そう判断したダッチたちはプレデターとの対決を選択する。しかし、姿が見えないうえに正確なレーザーで遠隔攻撃を仕掛けてくる敵の前に、次々と仲間が命を失っていく。そして、ついにディロンもプレデターの餌食となってしまう。生き残ったダッチは、アンナをヘリが迎えに来る地点に逃げさせ、プレデターとの一騎打ちに臨むのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  ”PREDATOR”とは捕食獣を意味するが、ここでのプレデターは食べることが目的ではなく、人間の頭蓋骨をトロフィー代わりにしているというイヤな奴。プレデターの正体が分かるまでは、下手なホラー映画よりもスリルと恐怖感に満ちている。普段は遠隔攻撃を仕掛けてくるプレデターがダッチと相対すると、何故かマスクや武器をはずして肉弾戦を挑んでくる。フェア・プレーの精神か?でも、こうなるとそれまでの恐怖感は完全に消え失せてしまい、ちょっと興ざめ。マスクをはずした素顔は、ダッチが吐き捨てた通り「醜い奴」。ディロンを演じたのは、『ロッキー』シリーズで元チャンピオンのアポロを演じたカール・ウェザース。