評     価  

 
       
File No. 0060  
       
製作年 / 公開日   1993年 / 1993年06月19日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ジョン・バダム  
       
上 映 時 間   108分  
       
公開時コピー   傷つきやすい「凶器」が、ひとり。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ブリジット・フォンダ [as マギー]
ガブリエル・バーン [as ボブ]
ダーモット・マローニー [as J.P.]
ミゲル・フェラー [as カウフマン]
アン・バンクロフト [as アマンダ]
オリヴィア・ダボ [as アンジェラ]
リチャード・ロマナス [as ファード・バクティアル]
ハーヴェイ・カイテル [as 掃除人ヴィクター]
ロレイン・トゥーサント [as ベス]
ジェフリー・ルイス [as ドラッグストア主人]
ミック・ロジャース [as 警官]
 
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あ ら す じ    警官殺しの重罪で死刑の判決が下ったマギーは、政府秘密組織の一員ボブから、生きて国の秘密工作員になるか死ぬかという選択を迫られる。その日から暗殺者になるための厳しい訓練が始まった。情緒不安定で暴力的なマギーに、情操教育係のアマンダは微笑むことから教え始める。そして2年数カ月後、見事に美しく変身したマギーは、ボブに伴われてディナーに出かける。しかし、それは暗殺者としての最後のテストだった。そして、以後彼女には都会での暮らしが与えられた。
 マギーは、偶然出会った写真家J.P.と恋に落ち、一緒に暮らし始める。そんなある日、組織からの指令を受けてメイドに扮装したマギーはホテルの一角を爆破した。次は、ボブから2人分のニューオーリンズ行きの飛行機の切符を贈られるが、それも組織の指令を遂行するためのものだった。しかし次の仕事はさらに厳しく、アラブに核を持ちこもうと企てているバクティアルの愛人になりすまし、彼を暗殺することだった。組織から抜けたいと懇願するマギーに、ボブはこの仕事を終えたら力になると約束するのだった。
 任務遂行の日、愛人になり変わる際にミスを犯したマギーに対し、組織は掃除人を派遣してくる。掃除人には任務を完了したらマギーをも抹殺しろという指令が与えられていた。任務を完了したマギーを殺そうとする掃除人の手から逃れ、彼女はJ・Pの元に戻り別れを告げて姿を消す。ボブが彼女を追ってJ・Pを訪れるが、ボブは組織に対してマギーは死んだと報告するのだった。
 
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たぴおか的コメント    リュック・ベッソン監督の『ニキータ』をハリウッド版にリメイクした作品で、間違いなくブリジット・フォンダの作品では最高峰に位置する。当初、主演はジュリア・ロバーツが予定されていたらしいのだが、どう見てもブリジット・フォンダで正解だろう。『あなたに降る夢』のような役柄も悪くないが、どうもこの『アサシン』のインパクトが強いために、どうしても物足りなく感じてしまう。また、マギーを支えるボブを演じるガブリエル・バーンが、感情を押し殺して鉄仮面のような無表情に徹する演技が見事。