File No.0062
製作年/公開日 1986年 /1987年02月 製  作  国 オーストラリア
監      督 ピーター・フェイマン 上 映 時 間 97分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ポール・ホーガン [as マイケル・ダンディー]
 リンダ・コズラウスキー [as スー・チャールトン]
 ジョン・マイロン [as ウォルター・ライリー]
あ ら す じ  大新聞社の社主の娘でその新聞社の花形記者であるスーは、オーストラリアの奥地で何十匹ものワニと格闘の末に無事帰還したというミック・ダンディーに会うために現地へ飛んだ。記事を書くためにミックとともにオーストラリアの奥地を冒険したスーは、粗野ながらユーモアを理解し都会の人間にはない暖かさを持ったミックに好感を持つ。そして、彼にニューヨークに来るよう誘うのだった。
 初めて見る大都会にミックは戸惑いながらも、ゲイと仲良くなったり、街娼のヒモにからまれて相手を殴り倒したりとあくまでマイペース。スーと2人で街に出た時も、2人を脅迫してきたストリート・ギャングを逆に脅したりで、そんなミックにスーはますます 惹かれていくのだった。
 スーの書いたアドベンチャー記事が評判となり社長主催のパーティーが催されることになり、その席上でスーの婚約が発表される。だが、スーの気持ちは何となくしっくりしなかった。翌朝、ミックはホテルを出てアメリカ放浪の旅に出た。スーはそのことを知るとすぐにミックのあとを追った・・・・・。
たぴおか的コメント  友達は期待して観たのに面白くなかったと言っていたが、逆に私は全く期待していなかったためか、思ったより面白かった。ストーリーは単純で大きな盛り上がりも見せないが、それでも都会人にはない魅力的なキャラクターをポール・ホーガンが好演している。ミックのような野性味溢れるキャラクターには、ポール・ホーガンのようなちょっと枯れたような風貌がうってつけ。この役は彼にしか演じられないだろう。と同時に、彼もこの役のインパクトが強すぎて、他の役を演じることもできないのでは?ちょうど、ローワン・アトキンソン=Mr.ビーンというイメージと同じで。ただ、個人的にはスーに扮するリンダ・コズラウスキーという女優があまり好みのタイプではなかったのが残念。