製作年/公開日
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1985年 / 1985年04月13日
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製 作 国
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日 本
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監 督
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大林 宣彦
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上 映 時 間
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112分
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公開時コピー
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あなたの胸で見つけた・・・陽だまりの恋
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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富田 靖子 [as 田中タツ子/橘百合子]
尾美 としのり [as 井上ヒロキ]
藤田 弓子 [as 井上タツ子]
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小林 稔侍 [as 井上道了]
樹木 希林 [as 雨野テルエ]
小林 聡美 [as 雨野ユキミ]
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あ ら す じ
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寺の住職の一人息子ヒロキは、隣の女子校で「別れの曲」をピアノで弾く橘百合子に憧れる高校2年生。彼は望遠レンズで彼女を見つめ、そのさびしげな横顔から彼女に"さびしんぼう"と名付けていた。寺の本堂の大掃除の日、ヒロキは手伝いに来た友人のマコトとカズオと共に母タツ子の少女時代の写真をばらまいてしまう。そしてその日から、ヒロキの前にダブダブの服にピエロのような顔をした女の子が現われるようになる。
彼女は"さびしんぼう"と名乗り、次々と騒動を巻き起こすのだった。そんな中、ヒロキは百合子と仲良くなろうとするが、なぜか彼女はヒロキを拒む。そして、バレンタインデーに「これきりにして下さい」と手紙を添えたチョコをヒロキに贈ってきた。ヒロキは思い切って百合子の住んでいる町を訪ね、彼女に別れの曲のオルゴールをプレゼントした。雨の中、家にもどったヒロキをさびしんぼうが待っていた。彼は濡れた彼女を抱きよせるが、誕生日だからお別れだと言っていた通り、さびしんぼうは消えてしまう。翌朝、タツ子が道に落ちていた自分の16歳の時の写真を発見した。ヒロキが見ると、それはあのさびしんぼうだった。さびしんぼうとは、母タツ子が16歳の時に演じた創作劇のキャラクターだったのだ。
数年後、寺を継いだヒロキの隣には百合子がいて、百合子ソックリの娘がピアノで「別れの曲」を弾いていた。
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たぴおか的コメント
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尾道三部作の三作目。一言で感想を言うならば、「富田靖子、サイコー!」。奇妙なメイクをしているにもかかわらず、さびしんぼうが可愛くていじらしく、2度目に観た時は彼女の言葉ひとつひとつの意味がわかっているだけに、余計にヒロキとの別れが切なく胸に響いた。松田聖子と神田正輝の『カリブ・愛のシンフォニー』との2本立てだったが、『カリブ』では松田聖子の演技の下手さのあまり場内では失笑が起きたが、『さびしんぼう』には涙した観客も多かった。
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