評     価  

 
       
File No. 0070  
       
製作年 / 公開日   1989年 / 1989年07月08日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   スティーヴン・スピルバーグ  
       
上 映 時 間   127分  
       
公開時コピー   いま、父と息子のアドベンチャーがスピルバーグの世界に燃える!  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ハリソン・フォード [as インディアナ・ジョーンズ]
ショーン・コネリー [as ヘンリー・ジョーンズ]
デンホルム・エリオット [as マーカス・ブロディ]
アリソン・ドゥーディ [as エルザ・シュナイダー]
ジョン・リス=デイヴィス [as サラー]
ジュリアン・グローヴァー [as ウォルター・ドノヴァン]
リヴァー・フェニックス [as 若き日のインディ]
マイケル・バーン [as ヴォーゲル]
ケヴォルク・マリキャン [as カジム]
ロバート・エディソン [as 老騎士]
リチャード・ヤング [as フェドーラ]
アレクセイ・セイル [as スルタン]
アレックス・ハイド=ホワイト [as 若き日のヘンリー]
 
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あ ら す じ    1938年、ニューヨーク大学の考古学教授インディアナ・ジョーンズはある日、富豪ウォルター・ドノヴァンのペントハウスに連れていかれ、磔にされたキリストの血を受けた聖杯の発見を依頼される。渋るインディは、父ヘンリー・ジョーンズが聖杯の捜索で行方不明になったことを知り、依頼を引き受ける。
 インディは友人で父の旧友の考古学博物館長マーカス・ブロディと共に父の家に向うが、家が何者かによって荒らされており、その理由は父から送られてきた聖杯探索の調査記録であることを直感する。インディとマーカスは、ヴェニスで父の同僚エルザ・シュナイダーと合流し、古い教会の地下墓地から聖杯のありかの手がかりをつかむ。そして、悪者の手から聖杯を守るべく活動してきた“十字剣兄弟団”のカジムから、父がオーストリアとドイツの国境にあるブルンワルト城に閉じこめられていること教えられるのだった。
 シュナイダーと共に城に向かったインディは幽閉されていた父と再開するが、ナチも聖杯を探していることを知る。そして、実はナチの手先だったシュナイダーの裏切りによって、インディ親子はナチの捕虜にされ聖杯日誌も奪われてしまう。城から脱出したインディとヘンリーは、聖杯が隠されている“太陽の神殿”に向かうが、ここでもまたシュナイダーを始めとするナチの探検隊に捕まってしまう。そして、ヘンリーがナチの銃弾に撃たれ、インディはヘンリーを助けるために、罠が待ち受ける中聖杯を取りに向かうのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    インディアナ・ジョーンズ博士の冒険物語の第3弾。前作が息もつかせぬ展開で観る者を惹き付けたのに比べると、この作品はいささか平凡かつ無難に作られているように感じる。最後の神殿でも、意外性もなくすんなりと聖杯にたどり着いてしまうし、ドノヴァンのラストもみえみえだった。ショーン・コネリー演じるインディの父親ヘンリーの飄々としたキャラはさすが芸達者だと感服するが、なにせお年を召していらっしゃるから、やはりアクション部分はハリソン・フォードが一手に引き受けざるを得ないようだ。