File No.0071
製作年/公開日 1988年 / 1988年08月 製  作  国 オーストラリア / アメリカ
監      督 ジョン・コーネル 上 映 時 間 111分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ポール・ホーガン [as マイケル・ダンディー]
 リンダ・コズラウスキー [as スー・チャールトン]
 ジョン・マイロン [as ウォルター・ライリー]
 ヘクター・アーバリー [as ルイス・リコ]
あ ら す じ  ニューヨークに移ったミック・ダンディーは、いつまでも同棲中の美人新聞記者スー・チャールトンに迷惑はかけていられないと職探しを始める。近所のレストランで出会ったリーロイに文房具を選ぶ仕事の手伝いを頼まれたミックは、訪れた会社で自殺志願の男を思いとどまらせる。
 その頃南米のコロンビアで、スーの前夫でカメラマンのボブはマフィアのボスルイス・リコが殺人を犯す場面を撮影するが、一味に気づかれ殺されてしまう。ところが、ボブはフィルムを一足早く郵便物にしてスーのもとに送っていたのだった。そのために、スーがリコの手下らに拉致され、郵便物を受け取っていたミックがフィルムを返すようにと脅迫されるのだった。しかしミックは、リーロイや悪ガキ集団の力を借りてリコの家に侵入して、無事にスーを助け出す。そして、フィルムは無事警察に引き渡されるのだった。
 しかし、これを怨みに思うリコはミックとスーに復讐を企てたため、2人はミックの故郷オーストラリアに逃れる。これを追ったリコらは、ミックの友人ウォルターを人質に取って2人の跡を追う。しかしそこはミックがすべてを知り尽くした地で、リコの一味は一人一人とミックに彼に捕らえられていく。そして最後に残ったリコと腹心のミゲルも、見事ミックの策にはまって自滅するのだった。
たぴおか的コメント  前作では単なる導入部分のような印象を受けたが、やはり本編ともいえる2作目が登場した。ミックの人柄を描くことに終始した全作に比べ、今回は麻薬組織のボスとの戦いを描いたスリルとアクションに富んだ作品に仕上がっている。ポール・ホーガン演じるミックがどんな苦境に陥っても常に冷静さを失わず飄々としているので、安心して観ていられる。ラストのオチは簡単に読めてしまうが、そこに至るまでにミックが駆使するあの手この手は「次は何をやってくれるのだろう?」と期待してしまう。気楽に楽しめる作品としてオススメ。