File No.0072
製作年/公開日 1998年 / 1998年06月 製  作  国 アメリカ
監      督 ミミ・レダー 上 映 時 間 121分
公開時コピー  天と地が 今まさに 激突する 海は立ち上がり 都市は沈む 残るは希望のみ・・・
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ロバート・デュヴァル [as スパージャン・タナー]
 ティア・レオーニ [as ジェニー・ラーナー]
 イライジャ・ウッド [as リオ・ビーダーマン]
 ヴァネッサ・レッドグレイヴ [as ロビン・ラーナー]
あ ら す じ  ニュースレポーターのジェニーは大統領の元側近アランの辞任の謎のスクープを追う渦中、なんと大統領その人と極秘に会見。その2日後、大統領は巨大彗星が地球に接近しており、衝突まであと1年しかないという、全世界を震撼させる記者会見を行う。米国政府ロシアと共同でメサイア号と命名された宇宙船を建造し、彗星を爆破し軌道を逸らすべく出撃する。しかし爆破は失敗し、大小の2つに割れた彗星は地球に接近を続ける。
 一方、米国は百万人を収容する巨大なシェルターを建設しており、選ばれた100万人がシェルターに避難できることとなった。彗星の発見者であるリオは家族とシェルター入りが決まっていたが、恋人のサラの元へ戻った。世紀のスクープをなしとげたジェニーは、仲違いしていた父の元へ走り、最後の時を迎えた。そしてついに小彗星が落下し、大津波が大地と人々を呑み込んだ。そして、地球を破滅に導く大彗星落下までわずかとなった時、メサイア号は船長タナーの提案で、ある決断をする。残された核弾頭を使うべく、メサイア号は死を覚悟の特攻を試みるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  とかく比較されがちなこの作品と『アルマゲドン』。どちらが好きかは好みの問題だと思うが、私は『ディープ・インパクト』派。『アルマゲドン』は薄っぺらなキャラクター像しか描かれていない「アクションドラマ」なのに対し、こちらは様々な人々がきっちり描かれた「ヒューマンドラマ」という位置づけができるだろう。ただ、あまりの多くの登場人物にスポットを当てたために、ストーリーが分散してしまっている印象を受けるのは否定できない。この作品が「いい」というのは、あくまで『アルマゲドン』との比較における相対的な評価に過ぎないことを念を押しておく。