File No.0092
製作年/公開日 1982年 / 1982年07月 製  作  国 アメリカ
監      督 シルヴェベスタ・スタローン 上 映 時 間 99分
公開時コピー  あの愛と戦いのドラマが、今ここに完結する!
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 シルヴェスタ・スタローン [as ロッキー・バルボア]
 タリア・シャイア [as エイドリアン]
 バート・ヤング [as ポーリー]
 カール・ウェザース [as アポロ・グリード]
あ ら す じ  アポロを倒しヘビー級の新チャンピオンとなったロッキーは、底辺から這い上がったヒーローとして大衆やマスコミ界から熱烈に歓迎された。それから3年、ロッキーは勝利の道をひたすら走り続け、10度の防衛を記録する。だが、これ以上高みへ昇る目標もない満ち足りた日々は、ロッキーからハングリー精神を奪っていた。
 ロッキーを讃えて市の博物館前に設置された像の除幕式で、ロッキーは、引退を宣言する。ところが、観衆の中にいたロッキー打倒を目指すクラバーがロッキーをなじりエイドリアンをも侮辱する。ロッキーは彼の挑戦を受けたが、3ラウンドしか持たないというミッキーの言葉通り、早々とKO負けしてしまう。追い打ちをかけるように、控え室に戻ったロッキーを待っていたのはミッキーの死だった。
 失意のロッキーに、かつての宿敵アポロが協力を申し出る。アポロは「以前のお前は虎の目をしていた」とロッキーを叱咤激励する。クラバーとのリターン・マッチの日、ロッキーにはハングリーだったかつての姿が甦っていた。
たぴおか的コメント  2作目でパターン化したと感じたため、この作品はビデオでいいだろう、なんて思って劇場へは行かなかった。かつてのライバルであるアポロがロッキーを支える立場にまわる。この『ロッキー3』で築かれたロッキーとアポロの友情は、『ロッキー4』の大きなモチベーションとなっている。とは言うものの、やはりせめて『2』で終わりにすべきだったと思うこのシリーズ。もっと本音を言わせてもらえば、2作目以降のために1作目の価値も下落していると思う。はすべてどうせ最後はロッキーが勝つだろうというストーリーは、安心して観られる反面、やっぱり盛り上がりに欠ける。