製作年/公開日
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1995年 / 1995年10月
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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メル・ギブソン
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上 映 時 間
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177分
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公開時コピー
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愛と自由のために王に挑んだ男。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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メル・ギブソン [as ウィリアム・ウォレス]
ソフィー・マルソー [as イザベラ王女]
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パトリック・マクグーハン [as エドワード1世]
キャサリン・マコーマック [as ミューロン]
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あ ら す じ
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13世紀のスコットランド。残酷な王エドワード1世が率いるイングランドの侵略で家族を皆殺しにされたウィリアム・ウォレスは、故郷から遠く離れた異郷の叔父の下で成長し懐かしい故郷に戻ってきた。幼なじみのミューロンは美しく成長し、再会した2人は恋に落ちる。そして、2人は密かに結婚式を挙げるが、幸せも束の間にミューロンは彼の目の前でイングランド兵に殺されてしまう。
ウォレスは、悪政に苦しむ人々と共に自由と解放を目指す抵抗軍を組織しミューロンの復讐を果たすと、その後次々とイングランドの軍を打ち破り国民的なヒーローとなる。予期せぬ強敵の出現にエドワード1世は、息子エドワード王子の妃イザベラを停戦交渉の使者としてウォレスの元に送る。逞しく知的なウォレスにひと目で魅了されたイザベルは、その後何度も情報を流しウォレスを救うのだった。そして、いつしか彼女のお腹にはウォレスの子が宿っていた。
しかし、そんなウォレスもついに信じていたスコットランドの貴族ロバート・ザ・ブルースに裏切られ、大敗を喫してしまう。さらに、ロバートの父の仕掛けた罠によりウォレスは捕らえられ、反逆者として裁かれることに。彼は群衆の前で、最後まで自由を求め続けながら極刑に処せられた。ウォレスの死から10年後、彼の遺志を継いだロバート率いる軍がイングランドに勝利し、スコットランドに自由と平和が訪れた。
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たぴおか的コメント
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実在した人物ウィリアム・ウォレスの壮絶な軌跡を描いた、メル・ギブソンの念願の作品。妻を殺された復讐のために武器を持った男が、いつの間にか本人の意志にかかわらずヒーローに祭り上げられしまった。彼の生涯を通して、友情や裏切り・挫折、そして、敵対するイングランドの皇太子妃との愛と、人間のもつ感情全てが凝縮された大作となっている。監督賞・作品賞をはじめ、アカデミー賞を5部門で受賞した。ちょっと尺が長過ぎるが、ビデオだったらトイレを気にせずに観られるから、一度この壮大かつ重厚なスペクタクルを体験してみるのもいいかもしれない。
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