File No.0101
製作年/公開日 1998年 / 1998年09月 製  作  国 アメリカ
監      督 ピーター・メダック 上 映 時 間 93分
公開時コピー  もう誰にも止められない! いま、増殖が始まった・・・
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 マイケル・マドセン [as プレス]
 ナターシャ・ヘンストリッジ [as イヴ]
 マージ・ヘルゲンバーガー [as ローラ]
 ミケル・T・ウィリアムソン [as ギャンブル]
あ ら す じ  火星探査の任務を終え地球に戻ろうとする男女3人は、火星から採取した土を持ち帰るが、その中には異星生物のDNAが含まれていた。そして、3人の飛行士のうち、ギャンブルを除いたパトリックとアンの2人がDNAに感染してしまう。そして、パトリックは次々に女性と交わってスピーシーズを増殖させていくのだった。
 事態を重く見た国防省のバージェスは、前回の事件の功労者プレスに再びスピーシーズ殲滅を依頼する。そして、やはり前回の事件に関わったローラの研究所を訪ねる。そこには、驚いたことにシルそっくりの女性が。彼女は、実験用にシルの細胞からクローン再生されたスピーシーズで、イヴと呼ばれていた。
 プレスとローラは、3人の飛行士たちを訪ねる。アンはスピーシーズを身籠もって死に、パトリックは行方不明だったが、ギャンブルだけはDNAに感染していなかった。原因は彼の遺伝子性疾患にあるとわかり、プレスはギャンブルの血液をスピーシーズへの武器に利用する事を思いつく。そして、イヴのテレパシーを使ってパトリックを追うのだった。
 テレパシーでパトリックと交信したために生殖本能に目覚めたイヴは、研究所を脱走してパトリックが潜んでいるスピーシーズの繭の巣窟に脱走する。イヴの後を追ったプレスらは、スピーシーズと化したパトリックに殺されかけるが、イヴが身を挺して守ってくれている隙に、ギャンブルの脚を刺した鋤をパトリックのスピーシーズに突き立て、彼を倒すことに成功するのだった。
 イヴの遺体を運ぶ車の中、既に死んでいるイヴの腹は膨らんでいく・・・・・。
たぴおか的コメント  前作に引き続き、シルのクローンであるイヴ役をナターシャ・ヘンストリッジが演じている。そして、前作で「もしスピーシーズが男だったら」という危惧が語られていたが、今回はその危惧を実現させ、スピーシーズと化してしまった男性が手当たり次第女性に妊娠させるという展開となった。そのため、イヴ役のナターシャ・ヘンストリッジが登場するシーンが前作よりぐっと減ったため、前作よりも作品がおとなしくなったような気がする(相変わらず血を見るシーンは多いが)。また、ラストシーンではイヴが子供を産み落としたと思わせるような終わり方で、前作のネズミの予想は全くの見当違いだったが、次作の3作目はイヴが生んだ唯一のスピーシーズの純粋種(サラという名らしい)をめぐって展開されるようだ。