評 価
File No.
0104
製作年 / 公開日
1999年 / 2000年05月13日
製 作 国
アメリカ
監 督
クリス・コロンバス
上 映 時 間
131分
公開時コピー
愛することなど、プログラムされていないはずだった・・・・・。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ロビン・ウィリアムズ
[as アンドリュー]
エンベス・デイヴィッツ
[as アマンダ・マーティン/ポーシャ・チャーニー]
サム・ニール
[as リチャード・マーティン卿]
オリヴァー・プラット
[as ルパート・バーンズ]
キルステン・ウォーレン
[as ガラテア]
ウェンディ・クルーソン
[as レイチェル・マーティン]
ハリー・ケイト・アイゼンバーグ
[as リトル・ミス・アマンダ・マーティン]
リンゼ・レターマン
[as ミス・グレース・マーティン]
アンジェラ・ランディス
[as ミス・グレース・マーティン]
ジョン・マイケル・ヒギンズ
[as ビル・ファインゴールド]
ブラッドリー・ウィットフォード
[as ロイド・チャーニー]
イゴール・ヒラー
[as ロイド・チャーニー]
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あ ら す じ
西暦2005年。郊外に住むマーティン家は家事用ロボットNDR114号を購入した。
アンドリュー
と名付けられた彼は、ある日一家の末娘
リトル・ミス
のガラス細工を壊してしまい、お詫びに彼女に木彫りの馬を贈った。ロボットが創造を行うことに驚いた
リチャード
は、アンドリューの教育を試みる。また、幼いリトル・ミスと仲良くなったアンドリューは、彼女からも人間について学ぶのだった。
やがて彼女は成長して結婚することとなったが、アンドリューは彼女に好意を持ちながらもプログラムの呪縛から逃れられず、ただ祝福することしかできない。いつしか人間のようになりたいという強い願望を抱いたアンドリューは、自らと同じタイプのロボットを探す旅に出て、発明家のルパートと出会う。ルパートからロボットが人間に近づける可能性があることを知ったアンドリューは、自らの体を彼の作った人工皮膚で覆い、再びリトル・ミスに会いに行くのだった。
アンドリューはリトル・ミスの家で彼女の孫娘
ポーシャ
に出会い、若い頃のリトル・ミスそっくりのポーシャに恋をする。そして、ポーシャと共に生きたいという想いから、人間になる決心をするのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
「人工知能はどれだけ人間に近づけるか?」という問いに対する一つの回答を提供した作品ではあるが、しかし論理的に考えれば、やはりロボットが恋愛感情を抱くことなどはあり得ない。人間とロボットの根本的に大きく異なる点、それは本能の有無であり、人間を突き動かす最も根源的な本能、それは「種の保存」だ。そして、その本能があるからこそ異性に対して恋愛感情を抱くのであって、「種の保存」という概念を有さないロボットには恋愛という感情を理解できるはずはないのだ。
そんな訳で、この作品はあくまでお伽話の域を超えないのだが、だからこそ感動的なストーリーになり得るのだ。ロボットが恋をする、それは夢のような世界であって、現実にロボットが人間と対等以上の関係になるような世界は存在してはならない。それは人間がロボットに虐げられる夢も希望もない世界で、そんな世界は『ターミネーター』の中だけで充分だから。