File No.0108
製作年/公開日 1999年 / 2000年04月 製  作  国 アメリカ
監      督 フィリップ・ノイス 上 映 時 間 117分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 デンゼル・ワシントン [as リンカーン・ライム]
 アンジェリーナ・ジョリー [as アメリア・ドナヒー]
 クィーン・ラティファ [as セルマ]
 マイケル・ルーカー [as ハワード・チェイニー]
あ ら す じ  リンカーン・ライムは全米でも有数の犯罪捜査官だったが、4年前の事故で寝たきりになっていた。男の惨殺死体を発見したパトロール警官のアメリアは、証拠を残す手際のよさをライムに買われ助手に任命される。犯罪現場に残っていたのは奇妙な骨と紙片。それを分析するため、ライムの部屋が科学捜査班の対策本部となった。
 現場の証拠を元に次の犯罪を予測したライムだが、時すでに遅く第二の犯罪が行なわれる。犯人は、ライムたちに挑戦しているようだった。無線でアメリアに指示を送り、二人三脚で事件に挑むライム。捜査線上に浮かんだのは1900年代初頭の出版社のロゴマークだった。古書店を訪れたアメリアは、問題のロゴマークが記された"THE BONE COLLECTOR"という本を発見する。そして、犯罪はその過去に行われた犯罪になぞって行われていることを知り、最後の犠牲者の少女を救うことに成功する。
 アメリアは、現場に残された地図から旧地下鉄の廃墟へと侵入し、そこで犯人の最後のターゲットがライムであることを知る。一方、その頃犯人は既にライムのマンションを訪れていた・・・・・。
たぴおか的コメント  デンゼル・ワシントンが寝たきりで女性警官に指示し事件を捜査する、いわゆる“ベッド・ディテクティブ”もの。体を全く動かせないという、役者としての大きなハンディを物ともしない演技力はさすがだ。そして、それよりもさらに強い印象を与えてくれたのが、アンジェリーナ・ジョリーの演技。今改めて観ると、トゥームレイダーのララ・クロフトなどとは比較にならないほど魅力的なキャラを演じている。ただ、肝心のストーリーは今ひとつで、伏線もなくいきなり犯人が登場するなど、もう少し工夫して欲しかった。