File No.0113
製作年/公開日 1988年 / 1988年09月 製  作  国 アメリカ
監      督 ウォルター・ヒル 上 映 時 間 105分
公開時コピー  “ソビエト”が たったひとりでやってきた。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 アーノルド・シュワルチェネッガー [as イワン・ダンコ]
 ジェームズ・ベルーシ [as アート・リジック]
 エド・オロス [as ビクター・ロスタビリ]
 ピーター・ボイル [as ロウ・ドネリー]
あ ら す じ  モスクワ警察特捜部の中でも超人的な体力と無慈悲なまでに徹底した捜査を行なうことで知られるイワン・ダンコ大尉。ある日、彼は相棒と共に米ソにまたがる麻薬密売ルートの大ボスビクターを追いつめていた。だが一瞬の隙にビクターは相棒を殺して逃亡してしまう。そして半年後、ビクターがシカゴの刑務所にいるとの情報が入り、身柄引き取りのためダンコはひとりで西側最大の犯罪都市シカゴへと向かった。
 彼を迎えたのは、面倒な規則などものともしないシカゴ市警のはみだし刑事アート・リジックだった。ダンコがビクターを連れ早々とモスクワに帰ろうとしたその時、ガードマンに変装した一団に急襲され、ビクターは所持品の鍵1つを残してあっという間に連れ去られてしまった。信じられない失敗をおかしたダンコは、モスクワからの帰国命令を無視し、鍵の謎を解きビクターを再び捕えるまでシカゴに残ることを決意した。上司から煙たがられてダンコの世話を任されたリジックと絶えず衝突しながら、ビクターを追うダンコはいつしかリジックに友情を感じ始める。しかし、持っていた鍵をビクターに奪われてしまい、ビクターは麻薬を手に入れてバスを奪って逃走を図る。ダンコとリジックもバスで追い、ついにダンコはビクターを追いつめる。そして、リジックから借りたダンコの44マグナムが見事ビクターの急所を撃ち抜き、任務を終えるのだった。
たぴおか的コメント  監督が同じだと、こうまで作風まで似るものなのか?最初この作品を観たとき、イメージが『48時間』とダブって仕方なかった。2人の凸凹コンビが犯人を追うところや、全体的な画面のトーン、それに最初はそりが合わなかった2人がいつか友情で結ばれるなど、根本的な部分がそっくり同じなのだ。そして、この作品の主役にシュワちゃんをもってきたのも謎。ロシアからアメリカにやってきた刑事という設定は悪くないが、だからどうした?という気がしないでもない。とっても中途半端な感じがする作品だった。