File No.0114
製作年/公開日 1997年 / 1998年01月 製  作  国 アメリカ
監      督 ミミ・レダー 上 映 時 間 124分
公開時コピー  世界中の「核」は全てコントロールされているはずだった・・・
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジョージ・クルーニー [as トーマス・デヴォー]
 ニコール・キッドマン [as ジュリア・ケリー]
 マーセル・ユーレス [as デューサン・ガヴリッチ]
 アレキサンダー・ヴァリュー [as アレクサンドル・コドロフ]
あ ら す じ  北米防空司令部がロシアのウラル山脈での核爆発を検知し、核密輸対策班のジュリア・ケリー博士が調査の指揮を執ることになった。彼女の要請でトム・デヴォー大佐が連絡将校に任命される。調査の結果、列車から解体予定の核弾頭10発が盗み出され、そのうちの1発が使用されたこと、事件の首謀者がロシアの将校コドロフであるがわかった。トムとジュリアはウィーンを訪れ、輸送に使ったトラックの足取りを掴むが、"44E"と記された暗号の意味はわからなかった。
 2人は監視衛星でトラックを発見し、ヘリでトラックを追ったトムは核弾頭の回収に成功する。しかし、回収した核弾頭は1発足りなかった。その1発はデューサンの手に渡り、外交官の荷物として無審査でニューヨークに持ち込まれたのだった。
 "44E"がマンハッタンの44丁目を意味することをジュリアが解明し、ニューヨークに戻ったトムとジュリアは放射能探知機を便りにデューサンの行方を追った。そして、ついに2人は核弾頭を所持したデューサンを発見するが、すでに時限装置は起動されており、デューサンは自殺してしまう・・・・・。
たぴおか的コメント  スティーヴン・スピルバーグが設立した制作会社ドリームワークスの記念すべき第1回作品。主人公のジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンが登場するまでは眠気との戦いだったが、そこからは強引なトムに引きずられて眠さを忘れて観ることができた。面白いかつまらないかと聞かれれば、間違いなく面白い作品なのだが、それでいてやけにアッサリしていて深みを感じられなかったのも事実。ジュリアが「頭でっかちでプライドばかりが高い上司」でなかったのは好感が持てた。