File No.0124
製作年/公開日 1996年 / 1996年06月 製  作  国 フランス / ベルギー / ドイツ
監      督 シャンタル・アケルマン 上 映 時 間 103分
公開時コピー  ケ・セラ・セラ、素直になれば何かがはじまる。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジュリエット・ビノシュ [as ベアトリス・ソニエ]
 ウィリアム・ハート [as ヘンリー・ハリストン]
 ポール・ギルフォイル [as デニス]
あ ら す じ  ニューヨークの高名な精神分析医ヘンリーは、患者の対応に疲れパリの新聞にアパート交換の広告を出す。パリに住むベアトリスは、男からのしつこいアプローチにうんざりしており、ヘンリーの新聞広告を読んで、2人はお互いのアパートを交換することになった。
 ニューヨークに出たベアトリスは、アパートへセラピーを受けに来る患者を放っておけず、セラピーのまねごとを始めてしまう。一方、毎日のように男から電話がかかるアパートに嫌気がさし、ニューヨークに戻ったヘンリーは、ベアトリスが自分の代わりにセラピーを行っていることを知るのだった。
 彼女にセラピーをやめさせるため、ヘンリーはジョン・ワイヤーと名乗り、患者のふりをしてベアトリスのセラピーを受ける。ところが、だんだん彼女に惹かれていき、自分がヘンリーだと言い出せなくなってしまう。また、繊細なジョンに恋心を抱いてしまったベアトリスは、パリに戻る決心をするのだった。そして、パリの自分のアパートに戻ったベアトリスは、そこに自分が恋したジョン・ワイヤーがいるのを見て・・・・・。
たぴおか的コメント  可もなく不可もなくという印象を受けた。といって、決してつまらない訳ではなく、肩肘を張らずに気楽に見ることができる。たまにはこういう単純明快な作品を観るのも悪くないだろう。ベアトリスを演じたジュリエットが可愛い。それにも増して、ヘンリーが飼っている犬がいいっすねぇ。