File No.0135
製作年/公開日 2003年 / 2003年04月26日 製  作  国 日  本
監      督 平山 秀幸 上 映 時 間 105分
公開時コピー  世界ガ変ワル。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 窪塚 洋介 [as 天草四郎時貞]
 麻生 久美子 [as クララお品]
 杉本 哲太 [as 徳川頼宣]
 佐藤 浩市 [as 柳生十兵衛]
あ ら す じ  1638年、島原の乱。天草四郎の妖術を恐れる徳川幕府は、12万の軍勢を送り込み切支丹の一揆勢を全滅に追い込む。十余年後、徳川3代目将軍・家光の治世、紀州藩主・徳川頼宣は平穏を保ったこの世に野心を抱き、次期将軍の座を狙っていた。そんなある日、頼宣の前に死んだはずの四郎が姿を現わす。四郎は頼宣の野望実現を約束すると、秘術“魔界転生”を披露し、女の身体から柳生流の豪傑・荒木又右衛門を復活させるのだった。そして、宝蔵院胤舜を魔界へと引きずり込み、宮本武蔵を甦らせ、魔界衆を増やしていくのだった。
 その頃、紀州藩の不穏な動きを察した柳生十兵衛も行動を始めていた。四郎と十兵衛、共に目指す先は江戸城。四郎の力で江戸城は崩落し、ついに将軍家光の前に姿を現す四郎。一方、十兵衛を江戸城で出迎えた者は、魔界衆と化した実の父・柳生宗矩だった。そして、ついに四郎の前に父を倒した十兵衛が立ちはだかるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  う〜ん、やっぱり前作には勝てないなぁ。これは劇場へ行って後悔するかな、と思いビデオで済ませた作品。魔性の妖しさを醸し出したジュリー四郎に対して、単に無表情で台詞棒読みの窪塚四郎。千葉ちゃんと佐藤浩市では貫禄も迫力も千葉ちゃんの勝ち。唯一新作の方が気に入った点と言えば、おひろ役で黒谷友香が出演していたことくらい。四郎もそうなんだけど、作品全体に切支丹の異国情緒が漂うジャパネスクな雰囲気が前作にはあったのだが、今回の作品は単に平板な時代劇にしか見えない。ところで、クララお品って一体何者だ??。