製作年/公開日
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1984年 / 1985年03月
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製 作 国
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西ドイツ / イギリス
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監 督
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ウォルフガン・ペーターゼン
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上 映 時 間
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95分
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公開時コピー
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ノア・ハサウェイ [as アトレーユ]
バレット・オリヴァー [as バスチアン]
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タミー・ストロナッハ [as 幼心の君 = ファンタージェンの女王]
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あ ら す じ
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バスチアンは、いじめっ子の3人に追いかけられて古本屋に逃げこんだ。そこで『はてしない物語』という本に興味を持ったバスチアンは、主人が電話に出ているすきに本を拝借して学校の屋根裏部屋へ行き、早速本を読み始めた。
森の中には、とんがり鼻の夜魔と赤いシルク・ハットに赤い服のティーニー・ウィーニーがおり、ロック・バイターもやって来る。彼らは皆この国ファンタージェンを「無」が包み込みつつある異変を女王に報告しに行く途中だった。しかし、象牙の塔に住む女王は原因不明の病いに冒されており、その病いを治せるのは勇士アトレーユだけだという。そして、召されてきたアトレーユは、なんとバスチアンと変わらない幼い少年であった。
女王を救う薬を探すアトレーユは、巨大な亀のモーラから「南のお告げ所に行き尋ねてみろ」と教えられる。白い竜のファルコンに助けられて南のお告げ所へ着いたアトレーユは、「女王に新しい名前を授ける人間の子供を探せ」とのお告げを受ける。しかし、そうしているうちにも無はすさまじい勢いで広がり、すでに象牙の塔以外はすべて無に飲み込まれていた。人間は見つからなかったと報告するアトレーユに、女王は「もうそこまで来てます」と言い、なんとバスチアンの名を呼ぶのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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ミヒャエル・エンデの同名小説を映画化した作品。ファンタジーとはこうあるべきだ、というお手本のような物語で、映画を見ている観衆もバスチアンと同じく物語の中に引き込まれてしまう。あっという間の95分だった。当時としては最新の特撮技術が駆使されているが、それは技術を誇るための技術ではなく、あくまでも物語を引き立たせるための手段である点が好感を持てる。また主題歌が印象的で、公開時から約20年たった今でも、一度聴いただけのメロディーをしっかりと覚えていた。こういう作品を観た後の気持ちよさ、それはまさに癒しではないだろうか。 |