評     価  

 
       
File No. 0146  
       
製作年 / 公開日   2001年 / 2001年11月17日  
       
製  作  国   フランス  
       
監      督   ジャン=ピエール・ジュネ  
       
上 映 時 間   120分  
       
公開時コピー   幸せになる  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   オドレイ・トトゥ [as アメリ]
マチュー・カソヴィッツ [as ニノ]
ヨランド・モロー
ジャメル・ドゥブーズ
イザベル・ナンティ
ドミニク・ピノン
リュファス
ミシェル・ロバン
 
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あ ら す じ    少女の頃から空想の世界で遊ぶのが好きだった22歳のアメリ。古いアパートで一人暮らしをしながら、モンマルトルのカフェで働く彼女は、ある日部屋の片隅で見つけた子供の宝箱の持ち主を探すことを思いつく。そして、それ以来他人を少しだけ幸せにするお節介を焼くのが楽しみになった。
 そんなある日、遊園地のお化け屋敷とセックスショップで働く不思議な青年ニノに出会う。彼が落としたアルバムを拾ったアメリは、ニノに悪戯を仕掛けようとするが、次第にニノに恋してしまう。しかし内気なアメリは恋に真正面から向き合うことができず、自分の姿を決してニノには見せず、かくれんぼのような駆け引きを続ける。しかし、やがて自分の気持ちに素直になったアメリは、ニノの腕の中に飛び込んで自分の幸せを見つけることができたのだった。
 
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たぴおか的コメント    もしかしたら、この作品はツボにヒットする人にとっては面白い作品なのかもしれない。が、私にとってはツボにヒットどころか、見事に空振りの三球三振もしくは、どてっ腹にデッドボール。「面白かった」や「良かった」などという感想はどこを絞っても出てきやしない。そもそも、どちらかと言えば私はフランス映画が苦手なのだが、この作品のおかげでフランス映画嫌いに拍車が掛かりそうだ。
 アメリを演じた主演のオドレイ・トトゥにも、言っちゃ悪いが全く女性としての魅力を感じない。もしかして、ソフィー・マルソーがアメリ役を演じていたら、印象は大きく変わっていたかも知れない、なんて思ったりする。場面場面で面白い描写方法を使っているなと思うシーンはあったが、「だからどうした?」という感じ。もう完璧に期待を裏切られて、久々に「金返せ〜!」と絶叫したくなった。おそらく、一般的にも女性には受けそうだが、私と同世代の男性にはなかなか受け入れ難い気がして、賛否両論に別れるのではないだろうか。