評     価  

 
       
File No. 0148  
       
製作年 / 公開日   1995年 / 1995年04月15日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ロバート・ロンゴ  
       
上 映 時 間   105分  
       
公開時コピー       

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   キアヌ・リーヴス [as ジョー・ネモニック]
ディナ・メイヤー [as ジェニー]
アイス・T [as J-ボーン]
北野 武 [as タカハシ]
デニス・アキヤマ [as シンジ]
ドルフ・ラングレン [as 路上の伝道者]
ヘンリー・ロリンズ [as スパイダー]
バルバラ・スコヴァ [as アナ・カルマン]
ウド・キア [as ラルフィー]
ファルコナー・エイブラハム [as ヨマンマ]
ドン・フランクス [as フーキー]
ディエゴ・チャンバース [as ヘンソン]
シェリー・ミラー [as タカハシの秘書]
 
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あ ら す じ    西暦2021年。人類の半数は電磁波による環境汚染が原因の不治の病NASに冒されていた。情報を脳内のチップに記録して運ぶ“記憶屋”ジョニー・ネモニックは、最後の仕事として北京からアメリカのニューアーク・シティまで、極秘情報を運ぶ依頼を引き受ける。彼は北京で情報をダウンロードし、その際、暗号の役目を果たすIDコードとして3つの画像を同時にインプットしたが、情報を狙う巨大企業ファーマコム社のタカハシの手先に襲撃され、IDコードの画像の1枚を焼失し、残る1枚と半分を奪われてしまう。
 ニューアーク・シティに着いたジョニーは、今回の仕事のエージェント、ラルフィーが敵の手先であることを知りアジトのバーに乗り込むが、逆に捕まってしまう。その窮地を女ボディガードのジェニーに救われ、2人はJ-ボーン率いるアナーキスト集団“ロー・テク"の助けを借りて、逃走に成功した。ところが、NASに冒されていたジェニーが倒れ、ジョニーは肉体改造屋のスパイダーの元へ連れていく。ジェニーは回復し、スパイダーが驚くべきことを告げた。ジョニーの脳内の情報はNASの治療法であり、提供主はファーマコム社を裏切った研究所員が盗み出したものだった。社は利益のために、治療法を秘密にしておきたかったのだ。敵の攻撃でスパイダーは殺されるが、ジョニーの持つ情報はJ-ボーンによってコンピューター・ネットを通じて全世界に公開されることになった。
 その頃、ロー・テクの橋上要塞“ヘヴン"に敵の魔手が迫る。タカハシがジョニーと対峙するが、部下のシンジに裏切られて、タカハシは射殺されてしまう。そのシンジはジョニーに倒され、ジョニーは死ぬ間際のタカハシから、残ったIDコードの画像を受け取るのだった。
 
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たぴおか的コメント    『コンスタンティン』を観て、そういえばキアヌがこんな作品に出演してたなぁ、と思い出してレンタルしてきたのだが・・・・・キアヌはともかく、世界の北野のハリウッド・デビュー作がこれじゃねぇ・・・・・。キアヌはこの作品で(見事?)1995年のラジー賞・ワースト主演男優賞を獲得している。単なるB級アクション作を目指したのならともかく、キャストからすると決してそうじゃないはず。最初から最後まで、全く盛り上がりを感じることなく終わってしまい、「ここは面白かった」と感じるスポットさえない。「これはビデオで観て正解」と痛感した。多分、劇場へ行っていたら「金返せ!」モードに陥っていたのではないだろうか?