【File No.0151】

製作年／公開日 1992年 ／ 1993年04月 製　　作　　国 アメリカ 監　　　　　　督 フレッド・デッカー 上　映　時　間 105分 公開時コピー 　　　　 最初に観たメディア 　Theater 　Television 　Video キ　ャ　ス　ト 　ロバート・バーク ［as アレックス・マーフィ／ロボコップ］ 　ナンシー・アレン ［as アン・ルイス］ 　レミー・ライアン ［as ニコ］ 　ジル・ヘネシー ［as マリー・ラザルス博士］ 　ブルース・ロックー ［as オオトモ］ 　フェルトン・ペリー ［as ジョンソン］ 　マコ ［as カネミツ］ 　ジョン・キャッスル ［as ポール・マクダガート］ 　ロバート・ドクィ ［as リード］ 　ＣＣＨ・パウンダー ［as バーサ］ 　リップ・トーン ［as 最高責任者］ 　ジョディ・ロング ［as ニコの母］ 　シェーン・ブラック ［as ドネリー］ あ　ら　す　じ 　近未来のデトロイト。日系企業のカネミツに買収されたオムニ社は、長年のプランである超未来都市デルタ・シティの建設を実行に移していた。オムニ社は私兵リハップを使って旧市街の土地の強制収容に乗り出し、家を失った市民たちは地下に潜りゲリラ化していた。その中に両親とはぐれた10才の天才コンピュータ少女ニコがいた。 　市街地で騒乱が発生し、マーフィと相棒ルイスが出動する。教会に立てこもるホームレスの人々をリハップが一掃しようとしていたのだ。それを阻止しようとしたルイスは狙撃され、”オムニに逆らわない”とインプットされたマーフィは反撃できない。息絶えたルイスを前にして傷ついたマーフィは反乱市民軍に助けられるが、反乱軍のメンバーには彼の修理は手に負えなかった。ニコが探してきたロボコップのメンテナンスを受け持つラザルス博士の手でやっと機能が回復し、オムニへの従順命令が解除され、飛行用ジェットパックが取り付けられてマーフィはパワー・アップする。しかし内部からの裏切りで市民群のアジトがリハップに襲撃され、リーダーは死にラザルスが敵に捕らえられてしまう。 　そんな中、デトロイト市警たちがオムニに反旗を翻し、市民軍と共にリハップに抗戦する。マーフィは飛行用ジェットを装着してオムニ社からラザルスを救出し、リハップとの戦いで配色が濃厚となった警官たちを助けに街に戻る。そこには、「話しあおう」とおじぎするカネミツの姿があった。 たぴおか的コメント 　今までの重苦しいイメージを一掃して、単純なヒーロー物に生まれ変わった3作目。今までの2作よりも気楽に楽しめる娯楽作を是と評価するか否と評価するかは意見が分かれるところだろうが、私個人は前2作のような残虐なシーンも見られない3作目が好きだ。今回はロボコップ役が、従来のピーター・ウェラーから別の役者に代わっていたのには驚いた。まぁ、ロボット役だから役者が違っても違和感は感じないのだが。それにしても、アメリカ映画に出てくる日本企業のイメージって良くないことが多い気がする。日本企業がアメリカ企業を買収したことに対する反日感情の現れなのかもしれない。