File No.0154
製作年/公開日 1985年 / 1985年08月 製  作  国 アメリカ
監      督 ジョージ・パン・コスマトス 上 映 時 間 96分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 シルヴェスタ・スタローン [as ジョン・ランボー]
 リチャード・クレンナ [as トラウトマン]
 ジュリー・ニクソン [as コー・バオ]
 チャールズ・ナピアー [as マードック]
あ ら す じ  警官を相手に戦って服役中だったランボーは、元上官トラウトマンから特殊任務に就くことを条件に釈放された。その特殊任務とは、かつて東西陣営が総力をあげて戦った地でのアメリカ人行方不明兵士及び捕虜の動向を調査することだったが、戦闘は一切不用、情報収集だけで後続部隊が救出するというものだった。目的地に向ったランボーはパラシュート降下中にアクシデントに見舞われ、ナイフと弓矢以外の武器は全て失った。やがてランボーは現地の連絡員コー・バオと出会い、捕虜収容所潜入を果たす。
 米兵の拷問を目撃したランボーは指令に背いて米兵を救出するが、国境近くで迎えに来た米軍のヘリは司令官マードックの命令で2人を見殺しにして去ってしまう。敵陣の中に置き去りにされたランボーは東側のゲリラ部隊のポドフスキーに捕えられる。拷問にかけられたランボーは、潜入したコーの助けで逃亡するが、彼女が敵の銃弾に倒れてしまう。ランボーが初めて心を開き、アメリカヘ連れていくと約束した美しい女性の死に、ランボーは怒り、敵を全滅させ捕虜を救出するために、ひとり戦いに身を投じていくのだった。
たぴおか的コメント  ベトナムから帰還して浦島太郎と化した兵士の悲哀を描いた1作目とは随分趣が変わってしまっているが、私個人としては3作の中でこの作品が最も気に入っている。特に、ランボーのゲリラ戦法は見事で観る価値あり。初めて劇中に女性が登場し、ランボーも彼女には心を開いて「これはハッピーエンドか?」などという淡い期待を抱かせるが、やはりそうは問屋が卸さなかった。それにしても、どうしてランボーって戦場では薄汚いヒッピーのようにしか見えないのだろうか?