File No.0161
製作年/公開日 1997年 / 1998年07月 製  作  国 アメリカ
監      督 アラン・ウェイド 上 映 時 間 106分
公開時コピー  涙にはいろんな意味がある。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 クリスチャン・スレーター [as ジュリアン・ポー]
 ロビン・タニー [as サラ]
 チェリー・ジョーンズ [as ルーシー]
あ ら す じ  人生に疲れ、心を癒すため旅に出たジュリアン・ポーは、名も知らぬ田舎町に偶然立ち寄った。町の外からやってきたこの男を、町の人々は彼の素性を噂し敵視する。町にやってきた目的をしつこく聞かれたジュリアンは、「自殺したい」と告げると、これを境に人々の険しい態度が一変した。
 それ以来、人々が極端に優しくなり、だれ彼となく世話を焼きにやってくる。彼が出歩けば皆が声をかけてくる。子供たちはジュリアンの自殺を見たくて、常にジュリアンの後ろをついて回るのだ。そんな中、彼は一人の美しい少女サラと出会う。彼女は昔から夢の中でジュリアンに逢っていたという。長い間待ちわびた恋人と再会したようなサラの態度に、ジュリアンはいつしか彼女を恋するようになる。しかしある日、サラが「先に行ってあなたを待っている」と書き置きを残し、自らの命を絶ってしまう。サラの死に呆然とするジュリアンに、町の人々は早く自殺するようにと迫るのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  クリスチャン・スレーターのキャラクターも相俟って、最初はコミカルで笑える作品だと思った。それほど町の人々のジュリアンに対する接し方が極端なのだ。だれもがジュリアンに悩みを相談に来る。これはサラと結ばれるハッピーエンドか?と思ったのも束の間、サラの死で物語は思わぬ方向に展開する。重く、暗く、救いようのない話で、観た後に消化不良を起こしそうな作品だ。しかも胃にもたれるよ、これは。