製作年/公開日
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1998年 / 1999年05月
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製 作 国
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イギリス
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監 督
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ジョン・マッデン
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上 映 時 間
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123分
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公開時コピー
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ジョセフ・ファインズ [as ウィリアム・シェイクスピア]
グウィネス・パルトロー [as ヴァイオラ/トマス・ケント]
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ジュディ・デンチ [as エリザベス女王]
コリン・ファース [as ウェセックス卿]
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あ ら す じ
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芝居熱が過熱するエリザベス朝のロンドン。ローズ座は人気作家シェイクスピアのコメディが頼みの綱だったが、彼はスランプに陥っていた。なんとか書き出した新作コメディのオーディションにトマス・ケントと名乗る青年がやってくる。実はトマスが裕福な商人の娘ヴァイオラの男装した姿だった。商人の館にもぐり込んだシェイクスピアは、ヴァイオラと運命の恋に落ちる。その日から堰を切ったように劇作を書き始めたが、トマスから親が決めた結婚のためもう会えないというヴァイオラの別れの手紙を受け取り、納得できずまた館へ。そこでトマスがヴァイオラの仮の姿だと知る。心のままに結ばれたふたりはその後も忍び逢いを続け、この恋が次第に運命の悲恋物語「ロミオとジュリエット」を形づくっていく。
初演を待つばかりの日、トマスが実は女性であることが露見し、劇場の閉鎖が言い渡される。ライバル劇場のカーテン座の協力で初演を迎えたが、その日ヴァイオラはウェセックス卿と結婚式を挙げていた。式の後劇場に駆けつけたヴァイオラは、突然声変わりが起こって出演できなくなった少年の代わりに、ジュリエット役を演じることに。ロミオ役はシェイクスピアだ。詩に溢れた悲恋劇は大喝采を呼び、エリザベス女王の許しで劇場閉鎖は免れたものの、ヴァイオラの結婚は無効にはならなかった。結婚して新天地アメリカに赴いたヴァイオラを思い、シェイクスピアは新たなコメディ「十二夜」を書き始める・・・・・。 |
たぴおか的コメント
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悪いとはもちろん思わないが、感動するとまでもいかなかった。なんだかシェイクスピアがあまりに軽薄に思えて、またヴァイオラにも女性としての魅力を感じない。というより、グウィネス・パルトローって女優自体に女性を感じないのだ。それにひきかえ、ジュディ・デンチは相変わらず貫禄というか迫力充分で、そっちの方に目を奪われてしまった。ラストは、エリザベス女王からお許しが出たところで終わった方がスッキリしていい終わり方だったのでは?ウェセックス卿と女王のやり取りを冗長に描苦必要は全くないと思う。アカデミー賞を7部門で受賞した作品。
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