製作年/公開日
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1998年 / 1999年10月
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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テリー・ギリアム
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上 映 時 間
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118分
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公開時コピー
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ジョニー・デップ [as ラウル・デューク]
ベニチオ・デル・トロ [as ドクター・ゴンゾー]
トビー・マグァイヤ [as ヒッチハイカー]
マーク・ハーモン [as 雑誌記者]
キャメロン・ディアズ [as TVリポーター]
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フレア [as ミュージシャン]
ゲイリー・ビジー [as ハイウェイパトロール]
クリスティーナ・リッチ [as ルーシー]
ハリー・ディーン・スタントン [as 審判]
エレン・バーキン [as ウェイトレス]
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あ ら す じ
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ジャーナリストのラウル・デュークとサモア人弁護士ドクター・ゴンゾーは、ラス・ベガスで開催される野外レースの祭典を取材するため、真っ赤なスポーツ・カーで旅立った。トランク一杯に大麻・コカイン・LSD・メスカリン等々ヤバいドラッグを詰め込んでいたふたりは、出発するやいきなりドラッグをキメて、もはや夢うつつも定かではない。超一流ホテルのスウィートルームに宿泊したふたりは、レース取材もそっちのけで早朝からドラッグ三昧。ゴンゾーはエレベーターに乗り合わせた美人リポーターにノボせたかと思うと、キレて浴槽で眠り込む始末。ルーム・サービスは使いたい放題、部屋は荒らしまくるとやりたい放題のかぎりを尽くした彼らは、勘定もせずにホテルから脱出してしまう。
ゴンゾーは飛行機で帰り、デュークはハイウェイを飛ばすが、結局仕事がまた舞い込んで彼はヴェガスに逆戻りになる。デュークはゴンゾーと再会したが、ゴンゾーはドラッグを与えてトンでしまった未成年の少女ルーシーを連れていた。まさに白日夢のような時間が過ぎる中、デュークは自分たちは失われたアメリカの夢を追い求めているのだとタイプライターを打ち続ける。かくして大騒動を繰り広げたふたりは、ベガスを後にするのだった。
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たぴおか的コメント
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いかにも奇才テリー・ギリアムらしい映像だ。ラリったラウルの目から見た周囲の人間の描写は面白い。顔が変形して見えたり、爬虫類に見えたり。でも、それより面白いのはジョニデ演じるラウルのヘア・スタイル。違和感が全くないのがコワいくらい。そして、意外な場面でC・ディアスやC・リッチがカメオ出演している。とまぁ、細かい点で見るべきところはあるけれども、結論を言えば、この作品は完璧に私の理解の範疇外にある。原作を読んでいないからわからないが、映画を観ただけでは「単なるヤク中の2人が引き起こすドタバタ騒動の他に何がある?」といったところか。ラウルがジャーナリストだというのは大いに疑わしいし、さらにゴンゾーが弁護士だというのは輪をかけて怪しいぞ。
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