File No.0176
製作年/公開日 2000年 / 2001年04月28日 製  作  国 アメリカ
監      督 ロン・ハワード 上 映 時 間 134分
公開時コピー
 それは
真実をみつめる勇気 信じ続けるひたむきな心
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ラッセル・クロウ [as ジョン・ナッシュ]
 エド・ハリス [as パーチャー]
 ジェニファー・コネリー [as アリシア・ナッシュ]
 クリストファー・プラマー [as Dr.ローゼン]
 ポール・ベタニー [as チャールズ]
 アダム・ゴールドバーグ [as ソル]
 ジョシュ・ルーカス [as ハンセン]
 ヴィヴィアン・カードーン [as マーディー]
あ ら す じ  1947年、プリンストン大学に入学したジョン・ナッシュ。講義も受けずに研究に没頭するジョンは、ついに画期的なゲームの理論を構築し、彼が希望するMITのウィーラー研究所に進む。
 ある時、諜報員パーチャーにソ連の暗号解読を依頼される。世界の危機を救うことに喜びを感じ、密かにスパイ活動を続けるナッシュ。そんな彼にとって講師の仕事はつまらないものだったが、聴講生のアリシアと出会い愛を育むようになり、やがて2人は結婚するのだった。しかし、ジョンは結婚後も極秘でスパイの任務は続いていたが、プレッシャーは大きくなり、命の危険を感じる出来事も重なる。やがて彼は幻覚に悩まされるようになった。大学に勤めながらの、静かで長い闘いの日々。そして彼は老人になり、思わぬノーベル賞受賞の報せを受け取る。幻覚症状は治っていないものの、ナッシュは穏やかな心を手に入れており、受賞のあいさつで妻アリシアへの感謝を述べるのだった。
たぴおか的コメント  『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』といいこの作品といい、ドリームワークスは実在の人物を題材にした伝記的な作品に大金をつぎ込むのが好きなようだ。美人は一度見たら忘れないと自負している私としては、エンド・クレジットを観るまでアリシアを演じたのがジェニファー・コネリーだったと気づかなかったのは不覚。なんだか、フツーの綺麗なお姉さんになってしまっていて残念。作品としては、今ひとつジョンとアリシアの夫婦の絆や内面にまで深く切り込んで欲しかった。何だか上っ面だけをサッとぬぐって終わってしまった気がして、面白さも今ひとつだった。2001年、アカデミー作品賞、助演女優賞(ジェニファー・コネリー)、監督賞(ロン・ハワード)、脚色賞の4冠を達成した作品。