製作年/公開日
|
2001年 / 2003年01月25日
|
製 作 国
|
韓 国
|
|
監 督
|
クァク・ジェヨン
|
上 映 時 間
|
124分
|
公開時コピー
|
好きってイタい!?
|
最初に観たメディア
|
|
キ ャ ス ト
|
チョン・ジヒョン [as 彼女]
チャ・テヒョン [as キョヌ]
|
キム・インムン [as キョヌの父]
ソン・オクスク [as キョヌの母]
|
|
あ ら す じ
|
性格の優しい大学生のキョヌは、夜の地下鉄のホームで美しい“彼女”と出会う。でもその時彼女は泥酔状態。酔っぱらい女は嫌いだったが、車中で倒れている彼女を放っておけず仕方なく介抱してホテルへ運ぶ。ところがそこに警官がやってきて、キョヌは留置場で一晩を過ごすハメに。翌朝、昨夜の記憶のない彼女は怒ってキョヌを電話で呼び出した上、詰問するのだった。しかしこれがきっかけで、そのルックスとは裏腹にワイルドでしかも凶暴な彼女に振り回されるが、しかしキョヌにとっては楽しい日々が始まるのだった。
翻弄されながら、次第に彼女に惹かれてくキョヌだったが、彼女はいつもあいまいな態度。そんな彼女が、両親の命令でお見合いをした夜、キョヌは急に現場に呼び出される。キョヌは複雑な思いを隠し、お見合いの相手に彼女と付き合う心得を教えた。キョヌの温かさに心動かされる彼女。しかし、彼女にはキョヌを素直に受け入れることができない秘密があったのだ。
2人は、お互いにあてた手紙をタイムカプセルに入れて丘の木の下に埋め、2年後に会おうという約束を交わして別れる。そして2年後、タイムカプセルを開けたキョヌは、彼女が恋人を亡くしその面影をキョヌに見ていたことを知るのだった・・・・・。
|
たぴおか的コメント
|
2人だけを描いてよくも2時間をもたせたものだと感心した。それはともかく、チョン・ジヒョンがストーリーが進むにつれてどんどん魅力的に見えてくる。松の木の下で待つキョヌが、シーンが変わったら老人になっていたり、一歩違いでキョヌと地下鉄ですれ違った彼女が、中年の女性に切り替わるシーンは、見事に気持ちよく騙されてしまった。「猟奇的」というのはこの作品にとっては重要な意味を持つものではなく、「偶然とは努力した人に運命が与えてくれる橋です」というテーマの意味がラストになって明かされる、そのための「前半戦」と「後半戦」だったのだろう。個人的にはかなり好きな作品。
|