評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 0207 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2004年 ／ 2004年08月28日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 中　　国 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 チャン・イーモウ 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 120分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 3つの［愛］が仕掛けてくる 　

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最初に観たメディア 　
Theater Television Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 金城 武 ［as 金（ジン）］
チャン・ツィイー ［as 小妹（シャオメイ）］
アンディ・ラウ ［as 劉（リウ）］
ソン・タンタン ［as 牡丹坊の女将］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　唐の大中13年、凡庸な皇帝と政治の腐敗から各地に叛乱勢力が台頭していた。その最大勢力「飛刀門」討伐の命を受けた県の捕吏金と劉は、遊郭・牡丹坊の盲目の踊り子小妹が飛刀門の前頭目の娘だと睨み、策を講じて小妹を捕える。口を割らない小妹に対し、金は劉とともにある計略を謀る。それは身分を偽った金が小妹を救い出し、その信頼を得て飛刀門の拠点に潜入するというものだった。
　計画通り、小妹は金との逃避行を開始する。次第に金を信頼し始める小妹だったが、劉も金と密通しながら2人の後を追っていた。しかし、突如2人の前に現れた捕吏は金に対しても容赦なく襲いかかって来たため、やむなく金は彼らを倒し劉を問いつめる。彼らは劉の配下ではなく、朝廷の捕吏だったのだった。そして、朝廷の捕吏は金を知らないため、そこからの道中は金にとっても命がけの道のりと化したのだった。そして、ついに竹林で2人は朝廷の捕吏の前に絶体絶命の危地に陥るのだった。
　しかし、そこに救いの手が現れた。飛刀門の一派だった。ところが、助けられた金は飛刀門によって縄をうたれ、劉もすでに囚われの身となっていた。彼らの目論見はすべて露見していたのだった。そして、驚くべき事に小妹は実は盲目ではなく、前頭目の娘でもなかったのだ・・・・・。 		　
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たぴおか的コメント 　 　金城武が生き生きとしていて、やはり彼は日本映画よりもアジア作品に出演した方が持ち味が生きるように感じた。『ＬＯＶＥＲＳ』っていうタイトルはいかがなものかとは思うが、権謀術数に富んだ前半の展開から、最後は結局三角関係から1人の女性を2人の男が取り合うという平凡というか陳腐な話に落ち着いてしまっている意味では、『ＬＯＶＥＲＳ』でもいいのかなぁ、と妙に納得。
　この作品の魅力は何と言ってもチャン・ツィイーの身体能力の高さ（特にその柔軟性は驚異的）と可愛さで、個人的には『ＨＥＲＯ』よりもこの作品の小妹のほうが数段魅力的。ますますチャン・ツィイーの熱烈なファンと化してしまった私だった。