File No.0210
製作年/公開日 2004年 / 2004年10月30日 製  作  国 アメリカ
監      督 デヴィッド・コープ 上 映 時 間 96分
公開時コピー  なぜ追われる、なぜ終われない。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジョニー・デップ [as モート・レイニー]
 ジョン・タートゥーロ [as ジョン・シューター]
 マリア・ベロ [as エイミー・レイニー]
 ティモシー・ハットン [as テッド]
あ ら す じ  作家のモートは妻エイミーとの離婚協定に疲れ果て、執筆に専念できず怠惰な日々を送っていた。ある日、モートの暮らす森の別荘にシューターと名乗る男が現れ、モートがシューターの小説を盗作したと言う。最初は取り合わなかったモートだが、シューターの置いていった原稿を読んでみると、その内容はモートの小説“Secret Window”にそっくりだった。以来、シューターは“Secret Window”の結末を書き換えて、シューターの名で発表するよう迫るのだった。
 ある夜、モートが飼っていた犬がドライバーで刺し殺される。モートは警察に事情を話すが取り合ってもらえず、彼の知り合いの弁護士のケンに身辺の護衛と調査を依頼した。ケンはモートに、モートとシューターが2人でいるところを目撃した男から話を聞くことを提案するが、翌日にケンは待ち合わせ場所に現れなかった。ケンは目撃者と共に湖畔に停められた車の中で殺害されていたのだ。さらに追い打ちをかけるように、今はエイミーが住んでいた彼ら夫婦の家が放火され全焼してしまう。
 モートはシューターに、自分の小説が掲載された当時の雑誌を証拠として見せ、自分の作品が盗作でないことを証明しようとし、郵便局に届けられた雑誌を開くが、彼の“Secret Window”が掲載されたページだけがなぜか破り去られていた・・・・・。
たぴおか的コメント  原作はあのスティーヴン・キングで、ホラーというかサスペンス仕立てになってはいるのだが、前半は単調で眠気を誘うような展開で、後半に盛り上がりを見せるのかとも思ったが、すんなりとオチが明かされてしまい、不完全燃焼のままに終わってしまった感じ。ジョニー・デップがもう少し演技で魅せてくれるのかと期待していたのだが、残念ながら彼の演技力をしてもこれ以上魅力的な作品にはできないようだ。それにしても、ジョニー・デップ、良くも悪くも出演する作品を選ばない俳優だと、この作品を観て感じた。余談だが、モートとテッドを比較したら、おそらく10人中10人がモートを選ぶと思われるのに、なぜエイミーはテッドを選んだのか・・・・・謎だ。