File No.0216
製作年/公開日 2004年 / 2004年11月20日 製  作  国 日  本
監      督 宮崎 駿 上 映 時 間 119分
公開時コピー  ふたりが暮らした。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 倍賞 千恵子 [as ソフィー]
 木村 拓哉 [as ハウル]
 美輪 明宏 [as 荒れ地の魔女]
 我修院 達也 [as カルシファー]
 神木 髞V介 [as マルクル]
 伊崎 充則 [as 小姓]
 大泉 洋 [as かかしのカブ]
 大塚 明夫 [as 国王]
 原田 大二郎 [as ヒン]
 加藤 治子 [as サリマン]
あ ら す じ  父が遺した帽子店で働く18歳の少女ソフィーは、ある日悪名高き魔法使いのハウルに出会う。ハウルの正体はハンサムで心優しい青年だった。だがその晩ソフィーは、ハウルをつけ狙う荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆の姿にされてしまう。家を出たソフィーは、荒地を歩くうちにかかしのカブに導かれ、一軒の家に迷い込む。実はそこは、人々が恐れる“ハウルの動く城”だったのだ。ソフィーは住み込みの家政婦となり、ハウルや弟子のマルクル>、城の動力源である炎の悪魔カルシファーたちと奇妙な共同生活を始めるのだった。
 その頃、戦争が始まろうとしていた。そして、ハウルや荒地の魔女の魔法の力を戦争に利用しようと企む王国のサリマンによって荒地の魔女は魔力を失い、その魔手はハウルにも及ぼうとしていた・・・・・。
たぴおか的コメント  『千と千尋』よりはこの『ハウル』の方が好きだな。『千と千尋』は日本という世界に束縛されていた感があるが、このハウルは自由な空想の世界だけに、あらゆる制約から逃れた宮崎ワールドが堪能出来る。ただ、主役のソフィーの声が倍賞千恵子というのは不満が残る。彼女の声は、18歳のソフィーにしては若さが足りないし、90歳のソフィーにしては若すぎるのだ。また、細かい理屈に目を向けると、首をひねらずにはいられない箇所は少なくない。おそらくは尺の都合で原作を割愛した部分が多いのではないかと思われるが、だったら無理に2時間で収める必要などないんじゃないかな。子供にはちょっとつらいだろうけど。危惧していたキムタクの棒読みという致命傷も回避されていただけに、ちょっと残念だった。