評     価  

 
       
File No. 0220  
       
製作年 / 公開日   2004年 / 2004年12月18日  
       
製  作  国   アメリカ / メキシコ  
       
監      督   トニー・スコット  
       
上 映 時 間   146分  
       
公開時コピー   守りたい。男に生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった。  

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
キ ャ ス ト   デンゼル・ワシントン [as ジョン・クリーシー]
ダコタ・ファニング [as ピタ・ラモス]
クリストファー・ウォーケン [as ポール・レイバーン]
ラダ・ミッチェル [as リサ・ラモス]
マーク・アンソニー [as サムエル・ラモス]
ジャンカルロ・ジャンニーニ [as ミゲル・マンサーノ]
レイチェル・ティコティン [as マリアナ・ゲレロ]
ミッキー・ローク [as ジョーダン・カルフス]
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
あ ら す じ    元CIAの特殊部隊員ジョン・クリーシーは、米軍の対テロ部隊に所属して暗殺の仕事を続けてきた殺しのプロ。しかし、今は見る影もなく落ちぶれ、酒に頼る毎日だった。そんなクリーシーはある日、メキシコで護衛の仕事をしている部隊の先輩レイバーンから新しい仕事を依頼される。それは、誘拐事件が多発するメキシコ・シティに住む実業家ラモスの9歳になる娘ピタのボディガードだった。
 最初はこの仕事に乗り気でなかったクリーシーも、いつしかピタの無邪気な笑顔や優しさにふれるうちに、次第に頑なな心を開くようになる。ところがある日、ピタをピアノのレッスンに送り届けたクリーシーは、周囲に不穏な空気が流れているのを察知する。彼の勘は的中し、ピタがレッスンを終えて建物から出てくるとともに銃撃戦が始まる。相手には警官も混じっており、必死で敵を撃ちピタに逃げるように叫ぶクリーシーだったが、ついに敵の銃弾が彼の胸を射抜いてしまい、ピタは一味に拉致されてしまうのだった。
 ピタの身代金の受け渡しが失敗し、ピタを殺すという電話を最後に犯人からの連絡が途絶えてしまう。ピタが殺されたと知ったクリーシーは、敵一味に対する復讐をピタの母リサに対して誓うのだった。そして、車のナンバーから次々と敵を割り出したクリーシーは、ついに事件の裏に警官やラモス家の弁護士までが関与していたことを知るのだった・・・・・。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
たぴおか的コメント    ダコタ・ファニング目当てで観た作品だったが、期待通りダコタがめちゃくちゃ可愛い。あんな笑顔を見せられたら、クリーシーでなくとも思わず保護意欲に駆られるのは間違いない(笑)。そして、ダコタ扮するピタの母親を演じたラダ・ミッチェルも非常に魅力的な女性だ。前半でじっくりとピタとクリーシーの心の結びつきが描かれているため、ピタを失ったクリーシーの絶望感がひしひしと伝わってくる。そして、後半は「復讐するは我にあり」といった調子で次々と敵を倒していくのだが、R-15指定になったのはそのあたりが理由だと思われる。生きる希望を与えてくれた少女を奪われ、自らの命も省みずに復讐を遂げようとするクリーシーをデンゼル・ワシントンが好演。否定的な意見が多いようだが、私個人としてはかなりお気に入りの部類に属する作品。