File No.0221
製作年/公開日 2004年 / 2004年12月18日 製  作  国 アメリカ
監      督 スティーヴン・スピルバーグ 上 映 時 間 129分
公開時コピー  彼は空港(そこ)で待ち続けた。 約束を果たすために・・・
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 トム・ハンクス [as ビクター・ナボルスキー]
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ [as アメリア・ウォーレン]
 スタンリー・トゥッチ [as フランク・ディクソン]
 チー・マクブライド [as ジョー・マルロイ]
あ ら す じ  ニューヨーク、JFK国際空港。この日、はるばる東ヨーロッパのクラコウジアという小国からビクター・ナボルスキーが降り立つ。彼はある大事な約束を果たすためにやって来たのだった。ところが、いざ入国しようとした矢先に彼の国でクーデターが発生し、事実上国家が消滅してしまう。これによってパスポートが無効となった彼は、アメリカへの入国を拒否される。
 国境警備の係官に尋問されたビクターは、彼の目的がラマダ・ホテルであり、「ある約束」をしているとしか言わない。母国の情勢が治まるまでは帰ることも空港から出ることも禁じられ、このターミナルの中で寝起きしながら事態が改善するのを待たざるを得なかった。そんな彼はある日ひとりの美しいスチュワーデスアメリアと知り合う。そして、次第に空港の人々と心を通わせていったビクターは、やがてクラコウジアの内乱が治まったニュースを聞くのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  ストーリーは単純だが、トム・ハンクスの演技が物語に見事な広がりを与えており、彼がすばらしい俳優であることを再認識した。加えて、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがたまらなく可愛い。彼女の役柄はストーリーの大勢に影響はないのだが、それでも彼女が登場するだけでスクリーンが華やぐ気がする・・・・・なんていうのは、肩入れし過ぎかな(笑)。コピーある「約束」とは、この作品にとって大きな意味を占めるものではなく、あくまでもターミナルで足止めを食った主人公ビクターと、空港に関わる人々との触れ合いの物語。期待して観なければ損はしないかな。