製作年/公開日
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2004年 / 2005年02月05日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ニック・カサヴェテス
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上 映 時 間
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123分
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公開時コピー
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誰にでも、帰りたい夏がある。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ライアン・ゴズリング [as ノア・カルフーン]
レイチェル・マクアダムス [as アリー・ハミルトン]
ジーナ・ローランズ [as アリー・カルフーン]
ジェームズ・ガーナー [as デューク]
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ジョーン・アレン [as アン・ハミルトン]
ジェームズ・マースデン [as ロン]
サム・シェパード [as フランク]
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あ ら す じ
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とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった。
1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーを一目見て、地元の青年ノアは恋におちる。また、アリーもノアの心地よい強引さに次第に惹かれていき、2人の恋は次第に激しく燃え上がる。しかし、娘の将来を案じる両親に交際を阻まれ、アリーは都会へ連れ戻されてしまう。ノアは365日毎日手紙を書くが、その手紙はアリーの目に触れることはなく、やがて第2次世界大戦が始まるのだった。
アリーは戦時下にボランティアで看護したロンと新たな恋におちる。そして、とんとん拍子に結婚話がまとまった頃、アリーは何気なく手に取った新聞にノアの写真を見つけるのだった。それは、あの夏に二人が誓い合った家を、あの時の約束通りノアが改築した写真だった。そして、アリーは自分の気持ちに決着をつけるために、再びシーブルックを訪れる決心をするのだった。
「それで彼女はどちらを選んだの?」と初老の女性はデュークに尋ねる。デュークは優しく微笑み返す。ノアとアリーの物語が奇跡を起こすことを信じて・・・・・。
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たぴおか的コメント
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本当に久しぶりの星10個。昨年から楽しみにしていただけに、これが期待はずれだったらまたしても「金返せ」モードに陥るところだった。若い頃のノアとアリーの激しい恋、そして二人がその後一体どうなったのか、物語を聞く初老の女性と一緒になって聞き入ってしまった。そして、物語が引き起こす奇跡、それは奇跡でありながらも実は必然で、ノアとアリーが固い絆で結ばれていればこそアリーはノートに自らが書いた言葉通りにノアの元に戻ってきたのだ。単なるラブストーリーにとどまらない、人と人の絆の意味を考えさせる作品。奇跡は二度起きる。
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