File No.0228
製作年/公開日 2004年 / 2005年01月22日 製  作  国 アメリカ
監      督 スティーヴン・ソダーバーグ 上 映 時 間 125分
公開時コピー  今度の11(イレブン)は、12人でキメる
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジョージ・クルーニー [as ダニー・オーシャン]
 ブラッド・ピット [as ラスティ・ライアン]
 ジュリア・ロバーツ [as テス・オーシャン]
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ [as イザベル]
 アンディ・ガルシア [as テリー・ベネディクト]
 マット・デイモン [as ライナス・コールドウェル]
 バーニー・マック [as フランク・カットン]
 ヴァンサン・カッセル [as フランソワ・トゥルアー]
 ドン・チードル [as バシャー・ター]
 エディ・ジェイミソン [as リビングストン・デル]
 ケイシー・アフレック [as バージル・マロイ]
 シャオボー・クィン [as イエン]
あ ら す じ  自らが経営するベガスのカジノから、ダニー・オーシャンの一味に1億6000万ドルを奪われたベネディクトが復讐に乗り出した。彼らの居所をつきとめたベネディクトは、2週間以内に奪った金に利子をつけて返すよう強要する。追いつめられたダニーたちは大きなヤマを求めてアムステルダムへ飛ぶ。しかし、彼らの計画はフランスの盗賊ナイト・フォックスに邪魔されてしまう。ナイト・フォックスは「世界一の強盗」の名誉をかけてオーシャンズに強盗勝負を持ちかけるのだった。一方では、ユーロポールの敏腕捜査官イザベルもダニーたちの追跡を始めていた・・・・・。
たぴおか的コメント  Daily Memorandumにも書いた通り、しっかりと寝させてもらったこの作品。キャストの豪華さは超一流だが、できあがった作品はどう見ても三流としか思えない。そもそも映画なんて、わずか2時間前後の枠の中で観る者にわからせ、かつ何らかの感銘を与えなければならないのだから、本来は一人の主人公を深く描いて観客は彼に同化してストーリーに取り込まれるはずのもの。ところが、あれだけの豪華なキャストを揃えたがために、全員にスポットを当てざるを得ず、その結果上面だけを描いた薄っぺらいものになってしまっている。特にコミカルなシーンがあるわけでもスリルがあるわけでもない平々凡々たる出来で、疲れていた私が熟睡したのもやむを得ないだろう(正当化)。かといって、再度料金を払って観るのも無駄遣いだし、ビデオが出たら見直してみるつもり。ただ、唯一面白かったのはブルース・ウィリス。彼がこの作品に出演しているなんて全く知らなかったために、「あれ?ひょっとしてブルース・ウィリスか!?」と意表を突かれた。ほんのワンシーンだけのカメオ出演ではなく、ジュリア・ロバーツにしつこく付いて回る役で、作品の中の役柄も「映画俳優のブルース・ウィリス」だった。