製作年/公開日
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2004年 / 2005年02月05日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ポール・グリーングラス
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上 映 時 間
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108分
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公開時コピー
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愛の終わりは、戦いの始まり。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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マット・デイモン [as ジェイソン・ボーン]
フランカ・ポテンテ [as マリー]
ジョーン・アレン [as パメラ・ランディ]
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ブライアン・コックス [as アボット]
ジュリア・スタイルズ [as ニッキー]
カール・アーバン [as キリル]
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あ ら す じ
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過去を捨て、インドのゴアでマリーと共に新しい人生を始めようとしたジェイソン・ボーンは、2年経っても記憶は完全に戻らず、毎晩のように悪夢にうなされていた。何度も夢に見るのは、「これは訓練ではない」と言い聞かされている自分の姿や、ホテルの部屋で立ち尽くす男女の姿。そんなボーンの姿を見て、マリーもまた苦しんでいた。ある日、ボーンは街で不振な男に気付く。車で逃げようとする2人を男は銃で狙い始め、ボーンを狙った男の銃弾がマリーを貫いてしまう。マリーとの生活を失い、記憶を失ってからの時間が無に帰したボーンのなすべきこと、それはフラッシュバックする記憶の断片をつなぎ合わせることだった。
その頃ベルリンでは、CIAの諜報員パメラ・ランディらが公金横領事件の調査を行っており、極秘で情報屋と接触することになっていた。しかし、厳重な警備にもかかわらず取引現場が襲撃され、証拠のファイルと現金が何者かに奪われてしまう。現場に残された指紋を調べた結果、パメラは最高機密レッドストーン計画の存在を知る。指紋の持ち主は計画の途中で事故死したことになっているジェイソン・ボーンだった。彼女はレッドストーン計画の真相を知るために、当時の責任者だったアボットを問いただし、調査していた横領事件と今回の事件の犯人がボーンであるとの仮説を立てる。一方のボーンも、自分があずかり知らぬ事件の犯人として追われており、その中心人物がパメラであることを知り、ベルリンへと向かうのだった。
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たぴおか的コメント
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前作ではボーンが次々と襲いくる敵と戦う中で、自分は誰なのかを苦悩しながら追求していく点に重点が置かれていた。そして今回は3部作の2作目ということで、『マトリックス』もそうだったように最終話への橋渡し的な要素が強い。が、畳みかけるようなアクションは観る者に休む間も与えずに襲いかかってきて退屈させない(続けて『アレキサンダー』を観たので余計にそう感じる)。そして、主人公のボーンがとにかく寡黙なのがいい(しゃべらせたらぼろが出るという意味ではなく)。次作にも期待できそうだ。ちなみに、原題の"Supremacy"とは至高、最高、覇権という意味の単語だが、発音は「シュープレマシー」あるいは「サプレマシー」が正しいはずだが・・・・・。
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