製作年/公開日
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2005年 / 2005年05月14日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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リドリー・スコット
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上 映 時 間
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145分
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公開時コピー
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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オーランド・ブルーム [as バリアン・オブ・イベリン]
エヴァ・グリーン [as シビラ]
リーアム・ニーソン [as ゴッドフリー・オブ・イベリン]
ジェレミー・アイアンズ [as ティベリアス]
エドワード・ノートン [as エルサレム王・ボードワン4世]
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デヴィッド・シューリス [as ザ・ホスピタラー]
ブレンダン・グリーソン [as ルノード・シャティヨン]
マートン・ソーカス [as ギー・ド・リュジニャン]
ハッサン・マスード [as サラディン]
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あ ら す じ
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12世紀のフランス。妻が自殺したため悲しみに暮れる若き鍛冶屋の青年バリアンの前に、ある日十字軍の騎士ゴッドフリーが現われる。エルサレムへ向かう途上であった勇敢かつ高潔なゴッドフリーは、バリアンが実は自らの息子であるという驚くべき事実を告げる。そして、自分と一緒に十字軍に参加するようバリアンに持ちかけるのだった。
バリアンは、キリスト教徒とイスラム教徒が奇跡的に共存している“天国の王国(=キングダム・オブ・ヘブン)”エルサレムを守るため命を捧げる覚悟であったゴッドフリーの説得を受け入れ、自らも十字軍に参加する。エルサレム王国へと辿り着くと、彼は重いらい病のため常にマスクをしているエルサレム王と面会し、その高い志と平和主義に感銘を受け、彼に忠誠を誓う。しかし、好戦的な男ギーは、イスラムのサラディンとの間で微妙に保たれていた均衡を崩そうと画策するのだった。
そんな中、バリアンは王の妹シビラと恋に落ちる。エルサレム王に死期が訪れ、王はバリアンにシビラと結婚して王位を継ぐようにと頼むのだが、バリアンはこれを受け入れられず、代わりにギーがシビラを娶り王位に就いてしまう。そして、ついにサラディンとの戦いの火ぶたが切って落とされる。ギーが率いる軍勢はイスラムの軍に破れてしまい、イスラム軍の標的はエルサレムに定められるのだった。
エルサレムに残されていたバリアンは、民衆の中から兵を募り、エルサレムをイスラムから守るために彼らの指揮を執ることになるが・・・・・。
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たぴおか的コメント
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少なくとも『アレキサンダー』よりは良かったが、それでもやはり145分という尺は長く、途中睡魔に襲われてしまった(幸い意識を失わずに済んだが)。オーランド・ブルームが、初主演ながら肩の力を抜いた自然な演技を見せてくれているが、かえって彼の存在感が薄れてしまっている気がしないでもない。まぁ、もともと野心とは無縁のバリアンだから、目立たない演技が正解なのかもしれない。それにしても、戦闘シーンが相当の割合を占めていて、それが退屈に感じて睡魔を呼び寄せた原因だと思う。やはり、この手の歴史スペクタクル作は私には向いていないような気がしてきた(笑)。紅一点のエヴァ・グリーンも、高貴な王女といった雰囲気にはそぐわないように思えた。
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