製作年/公開日
|
2005年 / 2005年06月29日
|
製 作 国
|
アメリカ
|
|
監 督
|
スティーヴン・スピルバーグ
|
上 映 時 間
|
114分
|
公開時コピー
|
地球最後の戦争は 人類が起こしたものではない。 いま試される、愛と勇気
|
|
|
最初に観たメディア
|
|
キ ャ ス ト
|
トム・クルーズ [as レイ・フェリエ]
ダコタ・ファニング [as レイチェル・フェリエ]
ティム・ロビンス [as オギルビー]
ジャスティン・チャットウィン [as ロビー・フェリエ]
ミランダ・オットー [as メアリー・アン]
|
ダニエル・フランゼーゼ
ジーン・バリー
アン・ロビンソン
リック・ゴンザレス
|
|
あ ら す じ
|
アメリカ東部のある町に、異変は突然起こった。上空で発生した激稲妻が地上にまで達し、その下で巨大な何かが大地を震わせうごめき始めた。そこに居合わせたレイはこの常識では考えられない現象に直面し、恐怖に怯える人々と共に状況を見守る。そして、人類が未だかつて体験したことのない、異星人の未曾有の襲撃が目の前で開始された。
侵略者が操る“トライポッド”が地底よりその巨大な姿を現し、地球侵略を開始する。トライポッドが放つ光線を浴びると人は一瞬にして消滅してしまい、破壊されていく建物と逃げ惑う人々で街はパニックに陥るのだった。トライポッドの攻撃から逃れて家にたどり着いたレイは、娘の>レイチェルと息子のロビーを連れ、母親が住むボストンへと向かうのだった。
街を逃げ出し、異星人による襲撃を受けていない地にたどり着いたレイは一安心したのもつかの間、侵略はアメリカ全土はおろか、全世界規模で行われていることを知り呆然とする。極限の恐怖は瞬く間に全世界に広がり、理性を失った人々が暴徒と化す中、地球は侵略者に対抗する術を見いだすことが出来るのだろうか?そして、レイ、レイチェル、ロビーの3人は生きてボストンで待つ妻そして母と再会することができるのだろうか?
|
たぴおか的コメント
|
まず、凄まじい映像には度肝を抜かれた。一体どう撮影したのか、『インデペンデンス・デイ』も驚いたが、この作品の映像はそれを遥かに凌駕している。そして、それを更に盛り上げている効果音。しかし、悲しいかな肝心のストーリーが弱すぎる。決して戦争などと呼べるものではなく、異星人と人類の力量に格差がありすぎて人類が一方的にやられるだけ。そして、ラストの結末には脱力感を誘うものがあった。冒頭でレイチェルの手にトゲが刺さり、それを抜いてあげようとしたレイに「自然に押し出されるから、放っておけばいい」と語るシーンがあるが、これがこの作品の結末そのものを暗示している。また、スピルバーグは人間愛・家族愛を描いた作品だと豪語するが、この程度の描き方では家族愛も何もあったもんじゃない。最近のスピルバーグ作品は、凋落の一途をたどっている気がする。
|