File No.0271
製作年/公開日 2005年 / 2005年06月04日 製  作  国 アメリカ
監      督 フローラン・シリ 上 映 時 間 113分
公開時コピー
 助ける命を選べるか。二つの人質事件
一方の人質は、愛する妻と娘。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ブルース・ウィリス [as ジェフ・タリー]
 ケヴィン・ポラック [as ウォルター・スミス]
 ジョナサン・タッカー [as デニス・ケリー]
 ベン・フォスター [as マース]
 ミシェル・ホーン [as ジェニファー・スミス]
 ジミー・ベネット [as トミー・スミス]
 マーシャル・オールマン [as ケヴィン・ケリー]
 セレナ・スコット・トーマス [as ジェーン・タリー]
 ルーマー・ウィリス [as アマンダ・タリー]
あ ら す じ  敏腕人質交渉人のジェフ・タリーは、ある立てこもり事件に失敗して人質を死なせてしまい、心に深い傷を負う。彼はロスを去り、小さな町の警察署長となって平穏な町での生活を選ぶ。
 ある日、小高い丘に建つ豪邸に車目当ての若者3人組が侵入する。ところが、邸宅に備えられたセキュリティ・システムはすぐさま異変を警察へ通報し、訪れた警官を一味の一人マースが射殺してしまう。そして、彼らは主人のウォルター・スミス、娘のジェニファー、息子のトミーの3人を人質に立てこもり、完璧な防備設備をほこる邸宅は、難攻不落の要塞と化すのだった。
 ジェフは過去に負った心の痛手から、郡警察にすべてを預け帰途につくが、謎の男たちに妻と娘が人質に取られ、2人を返す条件としてスミス邸からDVDを入手することを要求される。スミスは実は巨大な犯罪組織のマネーロンダリングに手を貸している会計士で、組織にとって必要な機密情報がそのDVDに収められているというのだ。
 そんなタリー宛に、1本電話がかかってくる。相手はスミスの息子トミーで、犯人の拘束を逃れて、屋敷内の状況を知らせてきたのだった。タリーはトミーにDVD探しを頼むが、そこへFBIが関与してくる・・・・・。
たぴおか的コメント  冒頭では長髪で髭を伸ばしたブルース・ウィリスが登場したのには驚いた。と同時に、あのヘアスタイルと髭は絶対に彼には似合わない(笑)。それにしても、ブルース・ウィリス扮する警官は『ダイ・ハード』シリーズのマクレーンを筆頭によくよく単独行動が好きらしく、この作品でも結局最後は一人でスミス邸に乗り込んで事件に終止符を打っている。ただ、ラストの歯切れの悪さは如何ともし難く、一体スミスが何者なのか、なぜあのような結末になったのか、奥歯に物が挟まったような終わり方だった。余談だが、コピーには「助ける命を選べるか」とあるが、妻と娘を助けるにはどうしてもスミス邸に入らなければならない、そのためにはスミス邸の人質事件を解決しなければならないということで、スミス邸の人質の命と妻子の命の二者択一にはならないでしょう。