製作年/公開日
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2004年 / 2005年10月22日
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製 作 国
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韓 国
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監 督
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イ・ジェハン
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上 映 時 間
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117分
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公開時コピー
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死より切ない別れがある。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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チョン・ウソン [as チェ・チョルス]
ソン・イェジン [as キム・スジン]
ペク・チョンハク [as ヨンミン]
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イ・ソンジン [as アナ・チョン]
パク・サンギュ [as キム氏]
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あ ら す じ
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建設会社の社長令嬢スジンは、妻ある会社の上司と不倫関係にあったが、ある時ついに破局を迎える。その夜、傷心のまま彷徨う街のコンビニで、一人の男性チョルスと出会う。ほんの一瞬の出会いであったが、後日仕事の関係で2人は再会し、やがて恋に落ちるのだった。
天真爛漫なスジンに対し、建築家志望のチョルスは孤独に生きてきた男だったが、スジンの献身的な愛にかたくなな心は解きほぐされていき、ついに結婚することを決意する。
晴れて新婚生活を迎えたチョルスとスジン。チョルスは建築士の試験に受かって事務所も独立し、順風満帆に見えた2人だったが、やがてその幸せに暗い影が忍び寄る。以前から忘れっぽいスジンだったが、その物忘れが度を超すようになり、自分の家への道順すら忘れてしまうようになった。病院で検査を受けた結果、スジンは若年性アルツハイマー症だという、思いもよらない診断結果を聞かされるのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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「これから観る予定」にも書いた通り、この作品のモチーフは日本のドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても』だ。緒方直人が無口で無愛想な工務店の従業員で、その工務店を経営するのが永作博美の父親。2人は恋に落ちて結婚するが、やがて永作博美が徐々に記憶を失ってしまい、緒方直人に黙って施設へ入ってしまうというもの。もちろん、細かい設定は異なるものの、根本的にはドラマに忠実に作られている。ちなみに、エンド・クレジットでも「原作:読売ドラマ ピュア・ソウル」とあった。
作品の中身は切ないラブストーリーで、主演2人が見事な演技でこれを盛り上げている。先だって公開された『四月の雪』よりも、この作品の方がソン・イェジンが魅力的で、とにかく彼女の可愛さを堪能したいファンにはうってつけの作品ではないだろうか。チョン・ウソンも無骨な中に繊細さを伺わせるチョルスを好演しており、少なくともペ・ヨンジュンなどよりは遙かに魅力的な俳優に思える。
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