評 価
File No.
0287
製作年 / 公開日
2005年 / 2005年08月06日
製 作 国
日 本
監 督
三池 崇史
上 映 時 間
124分
公開時コピー
愛と平和の大冒険ファンタジー!
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
最初に観たメディア
Theater
Television
Video
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
キ ャ ス ト
神木 隆之介
[as 稲生タダシ]
宮迫 博之
[as 佐田]
南 果歩
[as 稲生陽子]
成海 璃子
[as 稲生タタル]
佐野 史郎
[as 「怪」編集長]
宮部 みゆき
[as 宮部先生]
大沢 在昌
[as ホームレス]
徳井 優
[as 駐在]
板尾 創路
[as アナウンサー]
ほんこん
[as 屋台のオヤジ]
田中 要次
[as よういちの父]
永澤 俊矢
[as 阿倍晴明]
津田 寛治
[as 大人のタダシ]
柄本 明
[as 牛舎の農夫]
菅原 文太
[as 稲木俊太郎]
近藤 正臣
[as 猩猩]
高橋 真唯
[as 川姫]
阿部 サダヲ
[as 川太郎]
田口 浩正
[as 一本だたら]
遠藤 憲一
[as 大天狗]
根岸 季衣
[as 砂かけ婆]
三輪 明日美
[as ろくろ首]
蛍原 徹
[as 豆腐小僧]
石橋 蓮司
[as 大首]
忌野 清志郎
[as ぬらりひょん]
竹中 直人
[as 油すまし]
荒俣 宏
[as 山ン本五郎左衛門]
京極 夏彦
[as 神ン野悪五郎]
水木 しげる
[as 妖怪大翁]
岡村 隆史
[as 小豆洗い]
栗山 千明
[as 鳥刺し妖女アギ]
豊川 悦司
[as 加藤保憲]
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
あ ら す じ
今年10歳になる
タダシ
は、両親の離婚により母
陽子
と鳥取にやってきた。しかし最近ボケ気味の祖父
俊太郎
には翻弄され、クラスメートにもなじめていない。そんなある日、夏祭りで「世界に平和をもたらす正義の味方」麒麟送子に選ばれる。麒麟送子は大天狗の山の洞窟へ伝説の聖剣を取りに行かなくてはならないのだった。最初は怖じ気づいて引き返してしまったタダシだったが、その時に連れ帰ったスネコスリを連れて二度目に大天狗の山に訪れたとき、妖怪の
猩猩
や
川姫
、河童の
川太郎
らと出会い、彼らから麒麟送子を務めるよう説得される。
同じころ、人間に深い恨みを持つ魔人・
加藤保憲
は、捕獲してきた日本古来の妖怪と怨霊を混ぜ合わせ、新種の悪霊“機怪”を作り出し、世界壊滅を目論んでいた・・・・・。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
たぴおか的コメント
1960年代にも同タイトルの映画が作られているが、その時は海外の妖怪に対して日本の妖怪たちが一致団結して戦うという、まさにタイトル通りの内容だった。ところが今回は、キャストだけは豪華なのだが、中身はただお祭り騒ぎのために妖怪たちが集結しただけで、敵と戦うのは人間の少年という、ある意味妖怪に扮した俳優たちの自己満足のような作品。主人公タダシに扮した神木隆之介君は、さすが天才子役と言われるだけあって芸達者なのだが、彼のクラスメートの演技は学芸会で(てか、学芸会でもあんな下手なセリフ回しする奴はいないよ)、興ざめもいいところ。救いは、タダシと一緒に加藤に挑む川姫役の高橋真唯が可愛いこと、敵対するアギ役の栗山千晶(彼女ってゴーゴー夕張のように、妙な役柄が多い)が見事な敵役を演じていること。トヨエツは、ちょっと見ない間に顔丸くなったんじゃない?