製作年/公開日
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2005年 / 2005年12月17日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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アンドリュー・ニコル
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上 映 時 間
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122分
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公開時コピー
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弾丸(タマ)の数だけ、札束(カネ)が舞う。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ニコラス・ケイジ [as ユーリー・オルロフ]
イーサン・ホーク [as ジャック・バレンタイン]
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ブリジット・モイナハン [as エヴァ・フォンテーン]
ジャレッド・レトー [as ヴィタリー・オルロフ]
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あ ら す じ
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ソビエト連邦崩壊前夜のウクライナに生まれたユーリー・オルロフは、少年時代に家族とニューヨークへ渡り、両親が営むレストランを手伝いながら育った。ある日ロシア人ギャングの銃撃戦を目撃したユーリーは、レストランが食事を提供するように、戦場に武器を供給する仕事をしようと決心する。
弟のヴィタリーをパートナーに闇の世界に足を踏み入れたユーリーは、混沌とした世界情勢を追い風に、瞬く間に世界有数の武器商人へと上り詰めていく。 表では貿易商を装い、妻と子にも恵まれてまさに順風満帆かに見えたユーリーだったが、彼の動向を嗅ぎつけたインターポールのバレンタイン刑事が背後に迫っていた ・・・・・。
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たぴおか的コメント
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ニコラス・ケイジ自らが製作と主演を手がけた作品。今までスポットを当てられることがなかった武器商人というキャラクターを、シニカルに描いている。オープニングでは、銃弾が製造されて最後には銃から発射されるまでを銃弾からの視線で描いているのは面白い。そして、主人公ユーリーのナレーションで物語は淡々と語られていく。始まりはカネのためだったが、やがて自分には武器商人の才能があることを自覚したユーリー。家族を失っても己の才能に殉じて武器商人として生きたユーリーは、幸せな人間だったに違いない。「反戦」や「好戦」などというテーマを押しつけず、あくまでも観た者の判断に委ねる余地を残しているのがいい。
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