File No.0319
製作年/公開日 2005年 / 2006年01月14日 製  作  国 イギリス
監      督 ジョー・ライト 上 映 時 間 127分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 キーラ・ナイトレイ [as エリザベス・ベネット]
 マシュー・マクファディン [as Mr.ダーシー]
 ドナルド・サザーランド [as Mr.ベネット]
 ブレンダ・ブレシン [as Mrs.ベネット]
 ロザムンド・パイク [as ジェーン・ベネット]
 サイモン・ウッズ [as Mr.ビングリー]
あ ら す じ  18世紀末のイギリス。5人姉妹がいるベネット家の隣に大富豪の独身男性ビングリーが引っ越してきた。美しく慎み深い長女ジェーンとビングリーが互いに惹かれ合う一方で、快活な次女エリザベスは、ビングリーの親友ダーシーのプライドの高さに強い反発を抱いていた。そして、街に訪れた青年将校ウィッカムから、ダーシーに酷い仕打ちをされた話を聞き、彼女の反感は嫌悪感へと変わっていく。
 ある日、エリザベスに求婚を断られ彼女の幼なじみと結婚したコリンズに招かれ、彼の後見人であるキャサリン夫人邸を訪れる。そこでダーシーと再会したエリザベスは、姉とビングリーの結婚が破談になった理由がダーシーの忠告に会った事を聞かされる。ところが、彼女を追ってきたダーシーの口からは予想もしなかった「あなたを愛しています」という言葉が。突然の告白に混乱したエリザベスは、ダーシーにとりつく島も与えずにきつく断ってしまう。
 やがて、彼女のもとにダーシーからの手紙が届けられる。手紙には、ダーシーがジェーンを誤解してビングリーに結婚をやめるよう忠告したこと、そして、以前にウィッカムから聞いた話は真っ赤な嘘だったことを知る。偏見のためにダーシーの本当の姿を見抜けず、プロポーズを断ってしまったことを悔やむエリザベスだったが・・・・・。
たぴおか的コメント  美しい田園の雄大な風景をバックに描かれたラブ・ストーリー。キーラ・ナイトレイを観るのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『ドミノ』に次いで3作目だが、この作品のエリザベスが最も彼女の魅力を引き出した役柄だろう。今まではキーラはどちらかというと表情に乏しい女優だと思っていたが、この作品では実に生き生きと色んな表情を見せてくれていて、思い切りエリザベスに惹かれてしまった。周囲を固める役者も良く、中でもエリザベスの父親を演じたドナルド・サザーランドは、前半ではほとんど目立たない父親だったのだが、ラストで作品を最高に盛り上げる大役を見事に果たしている。127分の長さだが、90分にも満たないほど短く感じた。余談だが、ジュディ・デンチは最近はどの作品でも役柄が同じに見え、いい加減彼女の演技にも飽きてきた。