File No.0321
製作年/公開日 2005年 / 2006年01月28日 製  作  国 アメリカ
監      督 ロベルト・シュヴェンケ 上 映 時 間 98分
公開時コピー  その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる−!
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジョディ・フォスター [as カイル・プラット]
 ピーター・サースガード [as カーソン]
 ショーン・ビーン [as リッチ機長]
 マーリーン・ローストン [as ジュリア]
 エリカ・クリステンセン [as フィオナ]
 ケイト・ビーハン [as ステファニー]
 グレタ・スカッキ [as セラピスト]
 マイケル・アービー [as オベイド]
あ ら す じ  夫を事故で亡くしたショックが癒えなおい航空機設計士のカイルは、娘のジュリアを連れてアメリカへの帰国の途にあった。ベルリン発ニューヨーク行きの最新鋭の巨大旅客機に乗り込んだカイルとジュリア。しかし、離陸3時間後に目を覚ましたカイルは、娘のジュリアの姿がないことに気づく。
 周囲の乗客に尋ねると、誰もがジュリアが搭乗していたことを否定する。乗務員に相談するが、ジュリアの搭乗記録はないという返答が返ってくる。必死にジュリアを捜すカイルに追い打ちをかけるように、FAXで送られてきた記録によるとジュリアは6日前に夫と一緒に死亡している、とリッチ機長は彼女に告げるのだった。
 ジュリアが一緒に飛行機に乗っていたのは、すべて精神的なショックによるジュリアの幻想だったのか?しかし、窓に描かれた落書きを目にしたカイルは、キャサリン が確かに搭乗したことを確信する。誰ひとりとして頼れる者のいない高度1万メートルの密室の中、カイルはひとり愛する娘を取り戻すための闘いに挑むのだった。
たぴおか的コメント  ジョディ・フォスターが来日して話題になり、先行ロードショーでは前週に公開になった『レジェンド・オブ・ゾロ』の2日分の興行収入を上げた作品。さほど制作費を投じたとも思えないこの作品がここまで盛り上がったのは、すべてジョディ・フォスターが主演しているという点に尽きるのではないだろうか。退屈などする暇もなく緊張の連続のままにアッという間に終わってしまった感があり、作品自体は面白いとは思ったが、納得できない疑問も残った。地上から機内に送信されてFAXに、なぜジュリアが亡くなったなどとあったのか?あれほどカイルが真剣に娘が行方不明だと訴えているのに、いくら無関心とはいえ周囲の乗客の誰ひとりとしてジュリアを見たことを告げなかったのか?