File No.0322
製作年/公開日 2005年 / 2006年01月21日 製  作  国 アメリカ
監      督 マーティン・キャンベル 上 映 時 間 126分
公開時コピー    
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 アントニオ・バンデラス [as アレハンドロ・デ・ラ・ベガ / ゾロ]
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ [as エレナ・デ・ラ・ベガ]
 ルーファス・シーウェル [as アルマン伯爵]
 ニック・チンランド [as ジェイコブ・マクギブンス]
 アドリアン・アロンソ [as ホアキン・デ・ラ・ベガ]
 ペドロ・アルメンダリス・Jr
 ジュリオ・オスカー・メチョン
 シュラー・ヘンズリー
あ ら す じ  カリフォルニアがアメリカ合衆国31番目の州になろうとしていた1850年。それは民衆に自由と平和をもたらすことを意味していた。しかし、その是非を問う重要な住民投票を妨害しようとする勢力がいた。そこへ、黒いマスクで素顔を隠したゾロが登場し、民衆の敵を蹴散らし投票の成功を後押しする。
 彼の正体はデ・ラ・ベガ邸の主、アレハンドロだった。妻エレナとは、息子ホアキンのためにゾロを“引退”すると約束していた彼だったが、各地の投票が終わるまではゾロを続けるとエレナに告げる。しかしそれを聞い て激怒したエレナに、アレハンドロ邸を追い出されてしまう。その翌日、エレナは町中で怪しい男ふたりに襲われる。男達はゾロの正体が夫のアレハンドロであることを知っており、秘密を守る事を条件にエレナにあることに協力するよう強いるのだった。
 エレナからの離婚届が届き、それから3ヶ月の間酒に溺れていたアレハンドロは、フランス人のアルマン伯爵のパーティーで完全に打ちのめされる。アルマン伯爵の傍らに、恋人然としてエレナが寄り添っていたためだ。しかし、アルマン伯爵の正体は、中世から続く秘密結社アラゴン騎士団の長だった。そして、アルマンの命令をうけたマクギブンスに、アレハンドロの親友が殺されてしまう・・・・・。
たぴおか的コメント  8年前に公開された『マスク・オブ・ゾロ』の続編。主演のバンデラスは45歳という年齢を感じさせないアクションを披露しているが、悲しいかなキャサリン・ゼタ=ジョーンズの 美しさと迫力の前では色あせて見えてしまう。そして、この作品のホアキン役を射止めるまでは一度も英語を話した事がないという、アドリアン・アロンソの演技には脱帽だ。スピルバーグが製作総指揮だけあって(最近彼自身が監督をした作品にはロクなものがないように思うが)、理屈抜きの痛快アクション活劇に仕上がっている。不要に残酷なシーンも露骨なラブシーンもない明快なストーリー展開は、親子連れでも楽しむことができるのではないだろうか。