【
File No.0325
】
製作年/公開日
2006年 / 2006年03月11日
製 作 国
日 本
監 督
今村 隆寛
上 映 時 間
95分
公開時コピー
それは、神の拳を継ぐ者たちの、壮絶なる宿命の物語
最初に観たメディア
Theater
Television
Video
キ ャ ス ト
(声の出演)
阿部 寛
[as ケンシロウ]
宇梶 剛士
[as ラオウ]
大塚 明夫
[as サウザー]
大塚 芳忠
[as シュウ]
柴咲 コウ
[as レイナ]
堀内 賢雄
[as トキ]
浪川 大輔
[as バット]
坂本 真綾
[as リン]
石塚 運昇
[as ソウガ]
あ ら す じ
一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者
ケンシロウ
と、その長兄である世紀末覇王・拳王を名乗る
ラオウ
。彼らの前に新たに立ちふさがるのは、南斗六聖拳の帝星
サウザー
。ザウザーは南斗十字稜建設のために子供をさらい奴隷として働かせていた。
そんなサウザーに抵抗する南斗六聖拳のひとり・南斗白鷺拳の使い手である仁星の
シュウ
は、ケンシロウに接触を図る。幼いケンシロウの命を自らの目と引き替えにして救ったシュウは、ケンシロウにサウザー打倒の希望を託したのだった。
ケンシロウはただちにサウザーに戦いを挑むが、拳の速さ・正確さではサウザーに勝りながらも、北斗神拳の通じないサウザーの体の謎の前に敗れてしまう。そして、そのサウザーの体の謎こそ、拳王ラオウをもってしてサウザーとの戦いを躊躇させていた理由だったのだ。
ケンシロウはシュウの息子シバに救い出されるが、シバはケンシロウをサウザーの追っ手から守るために自らの命を犠牲にしてしまう。そして、同じ頃シュウのアジトがサウザーに発見され、シュウはサウザーに脚の腱を斬られ白鷺拳を封じられてしまう。そして、かくまっていた人々の命を引き替えに、自らが十字稜の最後の頂石を運ぶことをサウザーに強いられるのだった・・・・・・。
たぴおか的コメント
阿部ちゃんのケンシロウは許せる(驚くほど違和感がなかった)が、宇梶剛士のラオウと柴咲コウのレイナは最悪。そして、作画も必要以上にムキムキになって、画風はまるで『ジョジョの奇妙な冒険』を観せられているよう。ケンシロウの神谷明、ラオウの内海賢二といえば、『北斗の拳』の最重要キャラであり、そのような重要な役柄をプロの声優ではなく素人の俳優に振るのは、プロの声優さんに失礼ではないか。仮にそれが成功していたならともかく、宇梶・柴咲のように棒読みの台詞で素人丸出しではなおさのこと。さらには、宇梶のラオウは威厳や貫禄もゼロで、イメージが崩れること甚だしい。2作目からは迷わずTVアニメ版のオリジナルの声優を使うべきだ。余談だが、レイナのキャラクター・デザインを手がけているのは、『シティーハンター』の北条司氏。