評     価  

 
       
File No. 0333  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2006年04月22日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   レン・ワイズマン  
       
上 映 時 間   106分  
       
公開時コピー   1000年の時を超え、闇の種族は進化する。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ケイト・ベッキンセイル [as セリーン]
スコット・スピードマン [as マイケル・コーヴィン]
トニー・カラン [as マーカス]
デレク・ジャコビ [as アレクサンデル・コルヴィナス]
ビル・ナイ [as ビクター]
スティーヴン・マッキントッシュ [as タニス]
シェーン・ブローリー [as クレイヴン]
ブライアン・スティール [as ウィリアム]
ジータ・ゴロッグ [as アメリア]
マイケル・シーン [as ルシアン]
ソフィア・マイルズ [as エリカ]
リチャード・セトローネ [as ピアス]
マイク・マカティス [as テイラー]
 
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あ ら す じ    家族を殺したライカン(狼男)への復讐を誓い、闇の処刑人となった女ヴァンパイアセリーン。 彼女は、一族を治める長老のひとり、ビクターが自分の家族を虐殺していた過去を知り、復讐を果たしたがために、同族から追われる身になった。そんな彼女にとって唯一の味方は、ヴァンパイアとライカンの混血種であるマイケルだけだった。2人は追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていくのだった。
 ヴァンパイアの創世マーカスが復活し、裏切り者のクレイヴンらを皆殺しにすると、クレイヴンの血の記憶から自分の双子の弟でライカンの創世であるウィリアムの牢の鍵をセリーンが持っていることを知る。そして、マイケルと2人で逃げるセリーンをマーカスが急襲する。かろうじてマーカスから逃れたセリーンは、マーカスが何の目的で彼女を襲ったかを知るために、一族を追放になったタニスを訪ねる。
 セリーンはタニスの話から、ヴァンパイアの創世がマーカスであり、彼が弟ウィリアムを解放しようとしていること、彼女が持つペンダントがウィリアムを解き放つ鍵であること、ウィリアムの牢獄の場所がセリーンの記憶に秘められていることを知るのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    1作目の『アンダーワールド』を観ずに劇場へ行ったために、一度観ただけでは意味不明な点が多々あったので、急遽1作目のDVDを借りて観てから、再度劇場で観直すこととなった作品。
 全体的にブルー・グレーのトーンに彩られたスクリーンに、目が青く燃えるケイト・ベッキンセイルが映える。体のラインにぴったりのボディ・スーツが彼女のカッコ良さを際だたせていると同時に、スタイルの良さを見せつけてくれる。何としても前作をビデオかDVDで観なくては、と強く思った。最近のハリウッド映画では、こうまでキャラクターを前面に押し出したエンターテイメント精神にあふれる作品が少ないような気がするせいか、非常に小気味いい作品だった。たしかにヴァンパイアや狼男と闘うというと、女版ヴァン・ヘルシングと揶揄されるかもしれないが、個人的にはこの手の作品は嫌いじゃない、いや、かなり好きなのだ。特に、主人公を好きな女優が演じているとなると、それだけで満足してしまったりする困った奴なのだ・・・・・。