評 価
File No.
0334
製作年 / 公開日
2005年 / 2006年04月22日
製 作 国
イギリス / ド イ ツ
監 督
ジェームズ・マクティーグ
上 映 時 間
132分
公開時コピー
自由を!
永遠に!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ナタリー・ポートマン
[as イヴィー]
ヒューゴ・ウィーヴィング
[as V]
スティーヴン・レイ
[as フィンチ警視]
スティーヴン・フライ
[as ゴードン・ディートリッヒ]
ジョン・ハート
[as アダム・サトラー議長]
ティム・ピゴット=スミス
[as クリーディー]
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あ ら す じ
近未来。独裁者
アダム・サトラー
議長が支配するファシズム国家と化した英国。夜間外出禁止令を破った
イヴィー
は、街角で自警団険に襲われそうになったところを
"V"
と名乗る仮面の男に救われる。不正と暴虐にまみれた政府転覆を謀るVは、中央刑事裁判所の爆破にイヴィーを巻き込む。国の圧制を糾弾し、11月5日の“ガイ・フォークス・デー”に国会議事堂前に集結するよう市民に呼びかける。
その一方でVは、自分自身の怨念を晴らすため、有力者を次々と殺していく。そんな彼と次第に深く関わるようになったイヴィーは、やがて自分自身の真の姿に目覚めていくのだった。
あらゆることに恐れを抱いていたイヴィーは、Vの共犯として警察に逮捕されるが、たとえ拷問を受けようとも恐れることなく堅く口を閉ざした。そんなイヴィーを解放したVは、翌年の11月5日までに一度会って欲しいとだけイヴィーに約束をさせる。そして、運命の11月5日が訪れる。Vは国会議事堂の爆破を予告するが・・・・・。
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たぴおか的コメント
あの『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟がコミックを脚本化した作品だが、私にとっては『マトリックス』などよりも遥かに面白いと感じた。久しぶりに時間を全く感じずに最後まで作品にのめり込むことができ、2時間を超える尺も全く長く感じなかった。"VENDETTA"とは「血の復讐」という意味の名詞。権力に溺れる独裁者の支配によって、社会全体が狂気を帯びた近未来のイギリスという国家に対し、目には目をとばかり狂気をもってテロ活動を企てるV。Vに触れてイヴィーの人生が大きく変わっていくが、Vもまたイヴィーによって変えられていき、おそらくは人生の最後の1年だけという短い時間ではあるが、幸福というものの片鱗に触れることができたのだろう。
主演は『クローサー』でストリッパーのアリスを演じたナタリー・ポートマンと、『マトリックス』シリーズでエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィーヴィング。それにしても、エージェント・スミスはサングラスで目を隠していたし、Vに至っては仮面を着けたまま結局素顔を一度も見せなかった。自分の顔が出ない役が多い役者だ。