評     価  

 
       
File No. 0347  
       
製作年 / 公開日   2005年 / 2006年05月20日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ロン・ハワード  
       
上 映 時 間   150分  
       
公開時コピー   ダ・ヴィンチは、
その微笑みに、何を仕組んだのか。
 

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   トム・ハンクス [as ロバート・ラングドン]
オドレイ・トトゥ [as ソフィー・ヌヴー]
イアン・マッケラン [as リー・ティービング]
ジャン・レノ [as ベズ・ファーシュ警部]
ポール・ベタニー [as シラス]
アルフレッド・モリナ [as アリンガローサ司教]
ユルゲン・プロフノウ [as アンドレ・ヴェルネ]
ジャ=イヴ・ベルトルート [as レミー・ジーン]
エチエンヌ・シコ [as コレ警部補]
ジャン=ピエール・マリエール [as ジャック・ソニエール]
セス・ガベル [as マイケル]
 
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あ ら す じ    ルーヴル美術館の館長が殺害される事件が発生し、パリで公演中だった宗教象徴学の専門家ロバート・ラングドン教授は、ベズ・ファーシュ警部より呼び出しを受ける。ルーブルを訪れたラングドンは、フランス司法警察の暗号解読官で館長の孫娘でもあるソフィー・ヌヴーから、ファーシュがラングドンを殺人犯として逮捕しようとしていることを知らされ、彼女と共にルーヴルから脱出を図る。
 ラングドンとソフィーは、館長がダ・ヴィンチの絵に隠した鍵を手がかりに、チューリッヒ保管銀行から秘密文書を収めているであろうクリプテックスを入手する。そのクリプテックスに隠された秘密が明らかになると、キリスト教の歴史を根本から覆すことになる。ラングドンは事の重大さから自分ひとりの手に余ると判断し、パリに在住の友人リー・ティービングを尋ねて助力を求めるのだった。
 しかし、そのクリプテックスを探し求めていたもう一つの影があった。館長を殺害した真犯人のシラスだった。そして、一旦はシラスを捕らえるも、隙を見てソフィーを人質にしたシラスに、クリプテックスを奪われてしまう・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    翌週発表の映画ランキングのブッチギリ1位になるだろうとは思っていたが、初日とはいえ24:30上映開始で終了は03:00を過ぎるナイト・ショーでも半分の席が埋まっていたのには驚く。私の場合は、この作品の映画化が決定する以前に何度も原作を読んでいたから、人物の関係やストーリーの展開にも戸惑うことは一切なかったが、果たして原作を読んでいない者にとってはどうなのか?その点はまったく知る術がない。だが、ストーリーを知っている者にとっては、ちょうど小説を読んだときと同じく、ひとつの謎が解けてもまた次の謎が待ち受けているという、原作者ダン・ブラウンが二重三重にも張り巡らせたトリックに囚われる、一種の知的な快感を体験することが出来る。ただ・・・・・やっぱり、何度観てもオドレイ・トトゥって女優は好きになれない(笑)。
 トム・ハンクスが、上手いことは疑う余地がないのだが、私が事前にイメージしていたラングドンとはちょっと違った気がする。違うと言えば、リー・ティービング役のイアン・マッケランだが・・・・・ネタバレになってしまうが、あの役に彼をキャスティングしちゃ駄目でしょう。『X-MEN』のマグニートー役のおかげで、彼が登場した瞬間に怪しい感がありありで、意外性が半減してしまったから。